『High Tension!』なワケ

こんばんは、氷雨です。
私が主催させていただいております製本企画、雨宮天さん「声優デビュー10周年」御祝『天年の宴』に関する作業がいよいよ佳境に入ってきております。

ご参加の20名の皆様と鋭意作業進行中でございますので、何卒楽しみにしていただければ幸いです。協賛(本の受注生産)枠はまだまだ募集中なのでぜひ!


と宣伝を挿し込んだところで、本日の本題。
先週9/25・26日と2Days、TrySailライブツアー2021『Re Bon Voyage』神戸公演が開催されました。私はこのツアー10/3の横浜(実家)公演が初日になるので、ネタバレになりそうな内容はできるだけ見ないようにしているのですが、そんな中で興味深いツイートがいくつか流れてきましたので、一部抜粋いたします。


北沢志保役の天さんしか知らなかったから、見た目の通りクールなのかと思ってたらTrySailの天さんはあんなにはっちゃけるんだって驚いた」(意訳)

といった感想が複数見受けられ密かにほくそ笑んでいました。
これが「ギャップの女王・雨宮天さん」なのです。


天さんといえば近年「=ベテラン赤ちゃん○○年目」と並んで「=スーパーハイテンションお姉さん」みたいな公式が出来上がりつつあるような気がします。

最近ファンになられた方からすれば想像がつかないかもしれませんが、デビュー当初の天さんは自他ともに認める「ネガティブお姉さん」だったんですよね。


現在も放送中のTrySailのラジオ「TRYangle Harmony」内の初期お当番コーナーは「雨のち青天」と言いまして、リスナーのちょっぴりブルーなエピソードを自分流の解釈によって青天エピソードに変えるという特訓コーナーがありました。


どれくらいネガティブだったのか……これはぜひセカンドショットチャンネルに入っていただいて、トラハモのアーカイブを聴いていただくとして、公式ブログ「天模様」を遡るだけでも、その変遷は窺い知れるところなのではないでしょうか。


じゃあ、天さんが「ハイテンションなポジティブお姉さん」になったのは一体いつからなんでしょうか? これは私は2018年頃からだと考えております。


①「雨のち青天」

先ほど申し上げた「雨のち青天」がトラハモの中で実質レギュラー最終回だったのが調査の結果、第249回(2018/10/16放送回)だったことが分かりました。

そして第252回から天さんの担当コーナーは「天なのにっ!」というギャップ人の天才である彼女の「意外な一面」をリスナーから募るものに変わります。

この5年弱も続いたレギュラーコーナー変更は、天さん自身が十分にポジティブになったと周囲からも判断されたひとつの指標になるんじゃないでしょうか?


②「The Travels of TrySail

2018年2月~5月にかけて開催されたTrySailの2ndライブツアーです。私が特筆したいのはこの最終盤、新潟公演~幕張千秋楽公演にかけてのお話なのですが。

2018年5月といえば天さんが喉を痛めてしまい、声が出せない時期でした。そのため、新潟公演は異例ともなる「麻倉ももさんと夏川椎菜さん、全曲二人だけの歌唱」にて行われ「雨宮天さんは振り付けのみ」という演出がなされました。


この演出が決まったのは早くても5月の頭、遅ければ5/13の公演数日前であろうと思われるので、麻倉ももさんと夏川椎菜さんの負担は想像以上だと思います。

この日のセトリの全ての曲の歌割りを一から見直さなければならないわけですし、その他にも我々の及びもつかないところで色々な変更が行われたはずです。


TrySailといえば、ユニットに先駆けてソロデビューしていた雨宮天さんが屋台骨である、ということはある時期まで内外から周知の事実だったと思います。

ユニット名も天さんの発案ですし、演出の疑問や方向性なども真っ先にスタッフさんにぶつけていたのは、間違いなく天さんだったのだろうと想像します。


もちょは正確無比な振り付け。ナンちゃんは会場を沸かせる煽りやコール。これは天さんよりも優れている二人の専売特許になりつつありますけど、たぶん初期の頃は天さんが全部引っ張ろうとしていたんじゃないかと私は思っています。

今となっては当時のことは覚えていませんが、煽りも最初は天さんが入れていたという話が「Go for a Sail」の特典冊子のインタビューに書かれています。


で、新潟公演から一週間後の5/20。ツアー千秋楽の幕張公演。
BDにもなっておりますのでぜひ確認していただきたいのですが、この日の天さんのはっちゃけ具合は当時あまり類を見ないほど爆発していました。

「disco」のコブシや「primary」のナイトクルーズ、「僕らのシンフォニー」の"運命~!” などなど……心の底からはしゃぎ倒しているように見えました。


それは喉の静養から明けて一発目の2日間だったからだと思っていたんですが、後になって考えてみると、色んな積み重ねを経て天さん自身が

「あ、任せてもいいんだ」「私が頑張らなくてもいいんだ」

と思えるようになったことが分かったから、なんじゃないかなあと。
そうであったらいいなあ、と私は感じています。


③「The Only SKY」

前述のツアーを終えた2018年7月~9月、次は1stソロツアーが開催。僕の記憶が正しければ、このツアーの中で初めてファンを「民」と表現してくれました。

天さんは1stライブ「Various SKY」の前にドレスコードとして青いものを身に着けてきてほしい!とブログに書いていて、ファンはそのことをずっと覚えていた、というかもう当たり前すぎて半ば無意識的なものだったと思うんですけど。


その後は天さんが何も言わずとも、実行に移してくれているファンを見渡して「意識高き、よき民よ」とMCの中で嬉しそうに話してくれたんですよね。

で、この日を境に天さんのブログの中にも「青き民」というワードが割と頻繁に登場するようになるんですよ。ちなみにそれ以前は「ファンの皆さん」。


これも②の話と同じ結論に達するんですけど、やっぱり「あ、自分を委ねても良いんだ」「受け止めてくれるんだ」という経験の積み重ねがあって、心の距離が取り払われて、素に限りなく近いものを出せるようになったからなのかなって。


先日「フリイジア」のリリイベの中で「みんなで雨宮天を作っていきたい」「みんなの方が私の魅力を分かってくれてる気がする」と天さんは言ってくれたんですけど、まさにそういう気持ちが表れた言葉だったんじゃないかなって思えて。

「あなたのそういうとこですよ!」って感じなんですけど!


なんかもう、ただただ、嬉しいですよね。
好きな人が、ほんの一部の影響かもしれないけど私たちの言葉や想いが原動力になって、笑顔を見せてくれたり、幸せだって言ってくれたりするわけですよ。


という感じで話が脱線してきたので締めにかかりますが、2018年は私が本気の応援を志すようになった転換期なんですけど、雨宮天さんにとっても非常に大きな一年になったんじゃないか、という想像はあながち間違ってはいないと思います。

もちろんこれは全部、私が観測してきた事象から構成した主観であり憶測であり、事実と異なる考え方かもしれないので鵜呑みにはしないでほしいのですが。


改めて思うのは、この人を応援してきてよかったということに尽きますね。私たちファンにできることは本当に小さなことしかないんですけど、それでも推しを少しでも笑顔に、幸せにできたのだとしたら、もうそれは「夢叶ったり」ですよ。

これからも、そんな日々を積み重ねていけたら。
雨宮天さんを幸せにできるファンでいたいです。

第3回リサイタル

こんばんは、氷雨です。
9/5にLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で行われた雨宮天さんの『第3回 音楽で彩るリサイタル』一部・二部に参加してきました。今日はその感想を書きます。

「音楽で彩るリサイタル」は2017年を皮切りに2年毎に開催されており、「雨宮天さんの雨宮天さんによる雨宮天さんのためのイベント」と豪語するくらい好きな曲を好きに歌っているイベントで、御本人曰く「すごく豪華な一人カラオケ」。


ちなみに4thSG『irodori』8thSG『VIPER』そして12thSG『フリイジア』と、綺麗に4の倍数で出されたシングルがリサイタルを意識したものになっています。

私は2017/9/24開催の東京第一部、2019/8/18開催の東京第二部にそれぞれ参加しているのですが、当時と比べて「変化した」ことを挙げてみたいと思います。


①会場
過去2回のリサイタルはZeppが会場でした。2階席など着席できる場所もありますが、基本的にはスタンディングが前提となる会場だったのですが、今回は初めてのホールで全員着席。どちらかと言えばコンサートな雰囲気でした。

もちろんこういう世の中になった影響もあると思いますが、個人的には静かにゆったりと天さんの歌を聴き込めるという意味では今回の会場の方が好きです。


②伴奏者
リサイタルはピアノの生演奏がウリです。過去2回は「橘哲夫さん」という方が担当されていました。CDやライブBDのクレジットにボーカルディレクターとして記述があるので、聞いたことがあるな?という方も多いと思います。

今回はTCSやPiSでも「天ちゃんバンド」としてバンマス・キーボードを担当されている「荒幡亮平さん」こと「ちゃんへーさん」が初めてリサイタルに参加。


PiSでの配信ライブを経て、天ちゃんバンドの人となりがそれなりに分かってきたわけですが、実を言うとそこから私は荒幡さんを結構推しています(笑)

PiSでの「ちゃんへーで本当にいいのね!?」という第一声には笑わせていただきましたし、落ち着いた大人な雰囲気を持ちながら取っ付きやすい優しいオーラも併せ持っていて、私は勝手に好印象を持たせていただいています。


③ファン
第1回のファンの空気感はぶっちゃければ、かなり微妙なものでした。あまりに意表を突かれてぽかーんとしすぎて、サイリウムを振ることすらままならないほど困惑するファンってのは、なかなか見られるものではありません。

当時は天さんが歌謡曲好きなことはあまり知られていませんでした。バチバチに強いソロライブを期待していったファンなら、この反応は自然な流れです。


今でこそ推し全肯定オタクに片足突っ込んでる私も、これまで歌謡曲にほとんど馴染みがなかったので「思ってたのと違う……」と感じたことは認めねばなりませんが、同時に「これが天さんの好きな曲なんだ」とも思いました。

天さんが自分の「好き」を初めて全面に出したのが、4th『irodori』で第1回リサイタルだった。彼女にとっての転換点はここだったんだと私は考えています。


   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   


ここまでが過去のリサイタルのお話。
ここからは今回のリサイタルの話をしていきます。


セットリスト

1.Emerald/雨宮天
2.十戒/中森明菜
3.いい日旅立ち(昼)・プレイバックpart2(夜)/山口百恵
4.たそがれマイ・ラブ/大橋純子
5.時の過ぎゆくままに/沢田研二
6.瞳はダイアモンド/松田聖子

 irodori/荒幡亮平(ピアノソロ)・衣装チェンジ

7.for you.../高橋真梨子
8.レイニーブルー/徳永英明
9.つぐない/テレサ・テン
10.悲しみがとまらない/杏里
11.フライディ・チャイナタウン/泰葉
12.情熱のテ・アモ/雨宮天


今となっては笑ってしまうほど「天さんらしい」布陣だなと感じるレベルで、過去のリサイタルでも歌ってきたアーティストの別の曲が中心になっています。

ただ、御本人がMCでも仰っていた通り、今回は過去回ではほとんどなかった男性ヴォーカルなどの「ファンや周りの人のおすすめから好きになった曲」がセトリに入っていて、実はここもちょっとした「変化」なんですよね。


元々私の母親がめちゃくちゃ音楽が好きで、実家にいた頃は何かしらの音楽が常にかかっていたので、この年代の曲でもサビを聴けば大体は分かりました。

そういう意味では母親に感謝しなければならないので、来月発売されることが決まった天さんのカバーアルバムも、一枚は母親にあげようと思っています。


感想①
まず天さんの調子がとても良さそうだったのが嬉しかったです。
会場の音響が良かったのか、私が天さんの生歌に飢えていたからか、伸びやかに楽しげに自分の好きな曲を歌う天さんが見られて「ああ、幸せだなあ」って。

曲間MCでその曲を好きになった背景をひたすらマシンガントークしてくれて、ラジオで話してくれる内容そのままでありながら、自分の好きな人が自分の好きなものを話してくれるお顔は、本当に素敵だなって思いますね。


天さんは「松田聖子さんの瞳はなぜあんなに輝いているのか」というニュアンスの話をしていましたが、私にしてみれば「いやいや、あなたがそれを言うんですか?」ってくらい、天さんの瞳に吸い込まれてるんですけど……?

まあそれは置いといて、調子がいいということは有り体に言ってしまえば、即ち「えっ、待って。天さんめっちゃ歌うまくね?」という感想に他なりません。


いや、歌が上手いことは知っているんですが、最後に天さんのソロ歌唱を聴いた1年8ヶ月前の「TCS」から、また一回りも二回りも成長されたように感じて。

カバー曲って当たり前ですけど、比較対象となる「本家」が存在するんですよ。本家が偉大であればあるほど、ファンであればあるほど「これじゃない」と思われてしまうのは、ある意味カバーの宿命なのかなとも思いますが。


逆に言えば、いかようにも表現できる自分の曲よりも、カバー曲の方が聴く人に成長を感じさせられるのかもしれない。それが「リサイタル」なのかなって。

もちろん私は本家を聴き込んでいるわけじゃないし、推し贔屓抜きに語ることはできないけど、それでも天さんが本家に引けをとっているとは全く思いません。むしろまだこんなに歌唱力・表現力に伸び代があったのかと、心底驚いてしまったんです。


この期間、どれだけの練習と努力を重ねたんだろう?
これから先の未来、彼女はどこまでいけるんだろう?

ということを、純粋に考えてしまいましたし、これからもずっと彼女が進み続ける未来を見届けていきたい。そう感じさせてくれたリサイタルでもありました。


感想②
御本人が仰っていたように、たぶん第1回開催後の手応えはあまりなかったのかもしれません。それでも、第2回、第3回と続けてこられたのはファンのみんなの声のおかげだと、天さんはいつも口にして言葉にしてくれます。

そして今、リサイタルは「最高だった!」というファンの声が溢れるイベントになりました。私も第1回の頃と違って、嘘偽りなく最高だったと思っています。


言い方は悪いですけど「思ってたのと違った」と感じたファンは離れて、ふるいにかけられて、残ったファンのほとんどが「天さんが好きなことを好きなようにしている姿を見守る」ことに喜びを感じているような気がしています。

残ったファンに感化された、新しいファンがそれに続いていく。


誰に何と言われようと、思われようと。好きなものを好きだと言える彼女の強さ、精悍さ、純粋さ。そんな姿に共感し共鳴するから、私たちは今ここにいる。

そしてそんな風に自分を受け止めてくれる、信頼するファンの前だからこそ。彼女は自信を持ってのびのびと心を開いて、好きな曲を好きに歌うことができる。


初めて自分の「好き」を全面に押し出した第1回リサイタルから、4年という歳月の中で築いてこられた天さんと私たちの関係性が、沢山詰まった最高のイベント。

胸を張ってそう言えることが、本当に嬉しいです。


今回も引き続き難しい状況の中で、開催判断をしてくださったこと、本当にありがとうございました。お陰様で最高の一日になりました。

雨宮天さん、スタッフの皆さん、そしてファンの仲間たち。これからもどうか元気でいて下さい。そしてまた笑って会える日を心から楽しみにしています!


   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   


最後に余談を少し。
実は今回の第3回リサイタルにて、私が懇意にさせていただいている東雲 ケイさんが、初めて御祝花企画を完遂してくださいました。本当にお疲れ様でした!

彼は私が初めて御祝花企画を立ち上げた「The Clearest SKY」をきっかけに仲良くさせていただいていて、有り難いことに私のことを慕ってくださる方です。


そんな中でTCS以来、企画者としては非常に難しい立場に置かれた1年8ヶ月でもありました。御花はおろかプレゼントさえ送れない、そんな日々が続いて。

何度も企画を凍結せざるを得ない様子を間近で見てきて、私は私のできることをしながら、どうか彼の企画が上手くいってくれることを願っていました。


今回も会場に御花を送ることは叶いませんでしたけれど、それでも彼は彼なりの方法を見つけて、ようやく初めての御花企画を無事に完遂してくださって。それが自分のことのように嬉しくて、本当に良かったと思いました。

企画者としての苦労と喜び、噛み締めていただけたかな。


そんな今日、9月7日は。
『第2回 音楽で彩るリサイタル』大阪公演から丸2年です。

それは『The Clearest SKY』開催発表から2年でもあって。
私が初めて御祝花企画を立ち上げた記念日でもあります。


企画を進める過程の中で出会った、沢山の仲間たち。
あの日感じた想いや決意を思い出しながら。

現在進めさせていただいている『天年の宴』製本企画。
誠心誠意取り組み、必ず完成させたいと改めて感じています。


長々と書いてしまいましたが、終わりです。
お読みいただき、ありとうございました!!

雨宮天さん誕生祭2021

こんばんは、氷雨です。
突然ですが皆さん、今日が何の日か知ってますか?

二言目には好き好き言いまくっている私なので、このブログを読まれている皆さんはご存知かと思うのですが、本日8/28は雨宮天さんの28歳のお誕生日です。
雨宮天さん、お誕生日おめでとうございます!!!


生まれてきてくれて、ありがとう。
声優になってくれて、ありがとう。
私と出会ってくれて、ありがとう。

いやー、こんな気持ちの悪いことを平然と綴ってしまうくらい心の底から誰かを好きになるなんて、天さんに出会うまでは考えたこともありませんでした。


そんな風に過去の私が考えもしなかった未来を歩んでいる今、改めて「天さんのどこがそんなに好きなのか?」という疑問を自分に投げ掛けてみたいと思います。

そこで脳内人格会議が開催され、もう一人の私が「いやお前、天さんの好きな所を挙げ始めたら軽く20個は越えるぞ。分かってて言ってるんだろうな。ああ?」


などと凄んでくるわけで、もちろん天さんの魅力なんてものはあらゆる言葉を尽くしたところで到底語り尽くせるものではないこともまた事実ではあるのですが。

今一度持てる限りの情熱と言葉で以て、今の想いを残しておきたいと感じたから。お付き合いいただける皆さん、少々長くはなりますがどうぞお付き合い下さい。


…………
……………………
………………………………


まず、第1に「顔がいい」
圧倒的に外見がお強い。絶世の美女(私視点)


こう書くと、鼻孔を擽るオタクの香ばしいガチ恋臭がぷんぷんと漂ってきますが、いやいや、ちょっと待って下さい。何度も訂正しては終ぞ理解されなかったことをもう一度だけ言います。いいですか、一回しか言いません。

私は天さんの「お顔が好き」だけど、お顔「だけが」好きなわけではなく、ましてや「お顔が好きだから」天さんを好きなわけでは全く以てないのです。
挙げ出したらキリがないほど沢山ある理由の一つに過ぎません。


超クールにキメた時のカッコイイ顔。
目を糸みたいに細めて笑った時の顔。

イタズラを成功させた時のしたり顔。
他の追随を許さない圧倒的なドヤ顔。

今にも泣きそうな赤ちゃんの時の顔。
褒められて恥ずかしそうに照れる顔。


もうね、コロコロ変わる表情の全部好き
好きすぎてこっちの顔面は失敗した福笑いみたいになってます。
「なんでこんなに美しいんだよ!!!」ってキレるレベルです。


もちろんお顔だけでなく、キリッとした眉、パッチリした力強い目、形の良い鼻、笑うとほんのちょっとだけ大きな口、湿気の多い日にはちっちゃな天ちゃんが少しだけ暴れてしまう綺麗な黒髪、すらっと長い手足、頭の天辺から指先つま先に至る外見の全てが、洗練された圧倒的な美しさで私の網膜を焼き尽くすが如く存在しているわけです。


何なら週5で油そばを召し上がってちょっとふくよかになられた時の丸顔も、おそらくコンビニで売っている蒸しパンよりも柔らかく世界一の触り心地であろうに相違ないふっくらとした頬もいい。さすがは平成のピカソ、御本人からして神の如き造形美をお持ちなのですね。うん、これ以上はドン引きされる未来しか見えないのでやめます。


真面目に語るはずだったのに、早速雲行きが怪しくなりました。
話を戻しましょう。


とにかくそれを私に知らしめたのが、先輩Pの勧めを受けて興味本位で購入したアイマス合同ライブ「MOIW2014」のBD、その中の『ライアー・ルージュ』でした。

雷に打たれたことはありませんけども、それに匹敵するくらいの衝撃を私に与えた、弱冠20歳とは思えない圧倒的なまでのパフォーマンス。未完成ながらも今持てる歌唱力、表現力の全てを注いだ魂の一曲だと感じました。



第2に何と言っても「声がいい」。声優さんを相手に何言ってんだ?という話にもなりますが、色んな声質の声優さんがいらっしゃる中で、天さんの声質における最大の長所は「どこまでも透き通る、風鈴の音のような」お声。

その長所が最大限に生かされたのが、藤宮香織名義の『奏』。
これが初めてのヒロイン作品で、初めてのEDタイアップです。


「や、ちょっ待てよ?」と。キ○タクよろしく叫びそうです。
何をどう濾過すれば、ここまでクリアな声が出せるのでしょう?

尖りすぎておらず程々に特徴的、かつ何時間聴いても飽きることのない心地のいい耳触り。「声に惚れる」っていうのはこういうことなんでしょうね。


何なら1stソロライブ『Various SKY』で一番回収したかったのは「奏」だったかもしれません。そのくらいこの曲における天さんのお声がたまらなく好きです。

だから、忘れもしない2016/10/8の『Various SKY』中野公演アンコールの一発目、ステージのさらに一段高いところに立ち、大切に感情を込めて披露してくださったあの日の「奏」は、いつまでも覚えていたい記憶の一つです。


このようにして、知らず識らずのうちに後戻り不可能なガチ恋オタクの「下地」を形成してしまった私は、いよいよ「イベント」に繰り出すこととなります。

2015/3/14、ラジオ「TRYangleharmony」の公録
『トライアングルステージ!-JUMP!!!-』です。


学生生活最後の思い出作りに、実物の雨宮天さんをこの目で見てみたいという、ひよっこだった私のほんのささやかな願いをローチケは叶えてくれました。

この頃の公録は、本編のラジオ部分の完パケ録りと、カバー中心のミニライブという二部制になっていました。『TrySail』の結成が決まってから初めてのイベント。歌手デビューする前なので、当然持ち歌なんてものはありません。


本編のラジオ部分も楽しかったのですが、特筆すべきはミニライブにおける天さんのソロパート。唯一ソロデビューしていたので『Skyreach』と、世代ぶっ刺さりな90年代の名曲『夢見る少女じゃいられない』のカバーが披露になったのですが、その時のマイクパフォーマンス、クールに観客に手拍子を求めるご様子は今でも忘れられません。


「かっけぇぇえええ!!!」
えっ、何なのこの子……こんな一面も持ってるんだ!

知っていく度に新たな一面だったり、表情だったりが垣間見えて、イベントが終わる頃にはもっと天さんのことが知りたい!と思うようになっていました。

それから一週間と経たずポータルスクエアの会員登録を行い、二週間後にはミリオン2ndライブのLVの予約を済ませている自分がいたことを思い出します。


天さんのソロ活動を追い始めたのはその後まもなくの頃で、初めて聴いた『夢空』がぶっ刺さったことを思い出します。活動初期はバラードがめちゃくちゃ映える声質だなあと思っていたんですが、彼女はロックだろうが、歌謡曲だろうが、J-POPだろうが、最後は必ず自分のものにしてしまう、地力のある力強さと表現力も兼ね備えるのです。


思い入れのある曲は『奏』『誓い』などのバラードですが、私の一番好きな曲である『Lilas』の声質もまた独特で、ちょっとハスキーというか荒っぽさのある声もめちゃくちゃ好きなので、手の付けようがないって感じですね。

コントレイルも目じゃねぇぜ!という圧倒的な速度で沼に転がり落ちた私は、ラジオにブログに過去の出演作にと、推し活に邁進していくこととなります。



ここで目の当たりにするのが、第3の魅力ポイント「内面」です。
外見とは裏腹に「親しみやすい中身」と言い換えてもいいですね。


ズボラという言葉ではとても表現し切れないエピソードの数々。
ネガティブで、虫は苦手で、高い所もダメ。あまりに多い弱点。
同期の麻倉ももさん、夏川椎菜さんをイジって高笑いする様子。

まるでギャップの埋蔵金ここ惚れワンワン!(誤字ではない)


それでいて仕事に対しては、直向きかつ真面目で努力の人。
好きなことや納得できないことは譲らず、自分を貫く姿勢。
どんな時も見栄を張ったりせず、等身大の自分でいること。


色んなところで口にされていますけれど、天さんご自身は決して日頃から「強い人」ではないのだと思います。それでも「弱い自分」と常に戦い続けている。

自分の夢や理想を叶えるために必死にもがいて、一歩ずつ確実に壁を乗り越えて成功させていく。誰にでもできることじゃない。だから、応援したいのです。


この辺りのエピソードでも忘れられない情景がいくつかあって。
1つは2016/6/5開催の『Smooth Sailing』にて、ファン待望の1stソロアルバム『Various BLUE』の発売と、1stソロライブの開催告知が行われた時のことです。

ファンは喜びに沸き会場中がどよめいて、情報を発表して私たちを見渡す天さんのニッコニコした笑顔、5年以上経った今でも本当に忘れられないんですよ。


それからもう1つは、2018/9/16の1stソロツアー『The Only SKY』中野公演千秋楽でのWアンコール。これはファンの誰しもが忘れられないものだと思います。

「まだ終わってほしくない」という熱い胸の高鳴り。
閉演を告げるアナウンスを掻き消すほどの会場の声。

再び現れてくれた天さんの、嬉し涙を流し続ける姿。
歌えていないのに、過去一感動したFleeting Dream。


後ほど詳しくお話しますけれど、この少し前に声帯炎で思うように声が出せない期間があった中で、絶好調な歌唱が聴けたことも嬉しかったですし、誓いのリリースイベントで見た涙とは明らかに意味合いが異なるものだなと感じられた「嬉し涙」を見ることができて、私自身ファンの一人として「笑顔になってもらいたい」と気を張っていた肩の荷がようやく下ろせたような、そんな安心感がありました。


さらに第4のポイントとして「理知的」であること。
綺麗で達筆な字は正しく彼女の「体を表し」ていますよね。


率直に言って天さんは聡明です。聡明であるということは、日頃からいつでも「学ぶ準備」が自分の中で出来ていらっしゃるということでもあると思います。

漢検準1級の取得なんかは分かりやすい一例ですが、他にも活発に作詞・作曲活動をしてくださるようになった背景には、音楽理論や天ちゃんバンドの皆さんから色んな学びを得た結果なのだろうと思いながら受け止めています。


もちろん本職の「声優」としても、各種インタビュー等からその姿勢が垣間見えていて。特に「最近になってようやく声優を名乗ることに躊躇いがなくなった」というお話があって、非常に驚いたことが記憶に新しいです。

これは次の項でお話することにも繋がってくることなんですけど、そんな天さんの「プロ意識」は私にも良い影響を与えてくださっているんですよね。


私自身、2015年に社会人になってから丸6年が経っていて、既に7年目に入っています。

今現在チームの中核にいる自覚はありますが、将来的には古い会社の体質だったり、無駄をなくして効率化した仕事ができるように色んなことを抜本的に変えていきたいと思っていて、そのために出世して偉くなってやろうという野心を持っています。


元々そう思っていたわけではなく、一年目の頃は同期の誰よりも仕事でミスを重ねましたし、そのことで先輩から怒鳴られたことも一回や二回ではありません。

全然好きな仕事でもないし、絶対自分には向いてない仕事だと思いながらやっていました。いつでも出せるように通勤鞄に退職届を入れていたこともあります。


それでも今日まで続けてこられたのは、もちろん周りにいい人が多かったとか、休暇の希望だけは通りやすかったとか、色んな側面はありますけど、たぶん一番の理由は「天さんが頑張ってるから」自分も負けたくなかった。


それに尽きると思います。「何度も立ち上がって目標に向かっている人のことは応援したい」と、天さんが2017/10/29のブログで書いてくださっていました。

応援し合える関係を築いていくために、私自身が日常を精一杯頑張って、ファンとして天さんにきちんと向き合える、胸を張ってお会いできる存在でありたい。


その原動力のおかげで、今の私は年間で見てもミスは片手で数えるほどしかありませんし、支店内で唯一の社内検定合格者でもあり、ある商品の売上は一位を獲得しましたし、周りからも一目置かれる仕事をしています。

そんなことは些細なことですし、いちいち誇らしげに語るようなことではありませんけれど、今の私がいるのは間違いなく天さんと出会えたからだと思います。


敢えてこんなことを書いているのは、そんなへっぽこオタクな私でも変わることができたので、もしこれを読んでいる方の中に「今の自分が好きじゃない」と思っている人がいるのだとしたら、推しがいる生活を全力で楽しんでいただきたいなと思いますし、ひとつのきっかけがあれば「人は変われるんだ」ということをお伝えしたいです。


そして第5に、彼女を応援する「青き民」の存在
それを目の当たりにすることになったのが、忘れもしない2018/5/9。
私の応援の転換点、6thシングル『誓い』リリースイベントです。


過去にTrySailのリリースイベントには『コバルト』の時に参加したことがありました。 一方、ソロでは「Velvet Rays」のリリースイベントには当選していたものの、仕事の都合でどうしても参加を見送ることになってしまい死ぬほど後悔した経緯があり、この「誓い」が私にとっては初めての天さんソロのリリイベになりました。


そこで見た光景はこのブログを始め、色々なところで何度かお話しているものではありますが、改めてもう一度触れさせていただきたいなと思います。

特殊だったのは、この日「天さんが声を出せなかった」こと。
色んな物議がありましたが、それを語りたいのではありません。


開場して自分の席に着くまでの間に、自分の胸の中に嫌な予感が沈澱していくのを感じました。虫の知らせ、あるいは違和感と言ってもいいかもしれません。

こころなしか暗いスタッフさんの表情。
会場中に漂う、何となく重苦しい空気。


いつもと同じはずだ。
違うと言ってくれ。

そんな私の願いは、開演直後に現れたスタッフさんの言葉によって、もろくも崩れ去りました。天さんのコンディションが悪いこと。内容の変更を行うこと。
スタッフさんの言葉通り、登壇した天さんの声はひどく掠れていました。


見た目はいつもと変わらず麗しいのに、2列目からステージを見上げる私にもはっきりと分かるほど、天さんの目は痛々しいくらいに真っ赤でした。

会場に駆け付けたファンが息を呑んで見守る中、それでも天さんは声を振り絞って私たちに言葉をくれました。歌を歌えないことの謝罪。演じるエリザベスへの思い。リリイベをとても大事にしていること。ファンへの感謝。


10分足らずの短いトークの終盤、感極まって涙ぐむ天さんに、想いを届けようと万感の拍手で返す会場のファン。なんて素敵な関係なんだろうと肌で感じました。

激しい動揺の中にあって、私は自分の中にある彼女への気持ちと、彼女を応援する沢山のファンへの敬意を、本当の意味で自覚したのは間違いなくこの日でした。


この時の私は、天さんがつらくて泣いているのだと思いました。
私たちに歌を届けられなくて、悔しくて泣いているのだと。

でも、今なら分かります。きっと天さんは、心配そうに自分を見つめるファンの顔を見て泣いたんです。痛いくらいファンの気持ちを感じて泣いたんです。


トーク後のお見送りでも、私は動揺の中にあってただただ、天さんに笑ってほしいと思っていました。けど、初めて直接言葉を掛けられる機会をいただいたというのに、気の利いた台詞のひとつも出てきやしませんでした。

涙でお化粧が落ちてしまい、間近でほとんど素顔の天さんのお顔を見て、不埒にも綺麗だなあと頭の片隅で思ったことだけは今でもはっきりと覚えています。


同時に、普段はすらりと背が高い印象の天さんがこの日はとても華奢に見えたのは、初めて面と向かって目線を合わせたからか、強くなんかないどこにでもいるひとりの女性なんだ、ということを思い出させてくれました。

そんな天さんに何もしてあげられない無力な自分が、悔しくて仕方ありませんでした。


2018/5/11のブログで、涙の理由を言葉にして天さんは伝えてくれて。そこで当時の私はやっと少し安心して、自分に何ができるか考えるようになりました。

これが、私が全力で天さんを応援したいと思った経緯です。


この気持ちは実際に体験してみないことにはなかなか伝わらないものだとは思うのですが、何か君に伝えたくて、さよならに代わる言葉を僕は探してた(奏)

このような出来事があったので、いつしか私は自分が感じている想いを直接お会いして、もう一度きちんと言葉にして伝えたいと考えるようになりました。


その機会が訪れたのは、この日から1年8ヶ月後。
今から1年7ヶ月前の、2020/1/13のことでした。

写真集『High Tension!』のサイン会に当選した私は、緊張でぶっ倒れそうになる身体に鞭打って会場へ。間違いなく人生で一番緊張していたことでしょう。


天さんがくれる言葉で、いつも幸せな気持ちで応援させていただいていること。天さんの笑顔が大好きなので『High Tension!』が刺さりまくったこと。「The Clearest SKY」に両日参加するので、体調に気をつけて頑張ってほしいこと。

伝えたかった気持ちを精一杯言葉にして伝えました。


自分の名前を大好きな天さんに呼んでいただけるだけでも鼓膜が破れるおそれがあるのに、大好きな人が至近距離で終始ニコニコと私の話を聞いてくれる幸せ。

あと青いネクタイをして行ったのですが「ベストブルーですね!」とお声を掛けていただいて、その場で卒倒しなかっただけでも私は自分を褒め称えたいです。


そして何と言っても2020/1/18、19に行われた『The Clearest SKY』ですよね。沢山の青き民の仲間たちの力をお借りし、初めて楽屋花を出させていただきました。

想いを形にして届けたい。
私のその願いに賛同してくださった皆さん。
その節は、本当にありがとうございました。


その他、沢山の企画が動いていて、その全ての皆さんが天さんに想いを伝えたいという温かさと優しさで溢れていて、準備段階から幸せな気持ちで一杯でした。

当日集金する私の所に沢山の仲間たちが集まって、思い思いにお話を聞かせてくださって、言葉を掛けてくださって。お茶を差し入れてくださった方もいました。


ライブ自体もこれ以上ないくらい忘れられない素晴らしいものでしたけれど、同じくらい仲間の皆さんとのこの日の触れ合いを、私は一生忘れないと思います。

いつかまた必ずお会いしたいなと思いますし、それから後にSNS等を通じて出会った皆さんも、その時が来たらぜひご挨拶させて下さい。よろしくお願いします!



私は天さんのどこがそんなに好きなのか。
忘れられない思い出の数々を交え、お話させていただきました。

私たちが天さんを大切に思っているのと同じくらい、天さんが私たちを大切にしてくれることが何より嬉しくて、そう思える活動をしてくれることが幸せです。


大好きな天さんと一緒に、天さんのことが大好きな仲間たちと、同じ時間を同じ気持ちで積み重ねてきた思い出は、ずっと私にとって掛け替えのない宝物です。

これからも天さんと、仲間たちと大切な思い出を積み重ねていきたいですし、そんな幸せな未来が続くことを信じています。私の想いは何一つ変わりません。


雨宮天さん、いつも本当にありがとう。
お誕生日おめでとうございます!

『フリイジア』リリイベ

こんばんは、氷雨です。
8/11、14日に雨宮天さんの12thシングル『フリイジア』のオンラインリリースイベントが開催されました。今回はその感想について書いておきたいと思います。

私が参加したのは
ゲーマーズ
Sony Music Shop回
・CD封入CP雨賞回
全4回中3回となります。


まずは本題に入る前に、私が天さんのリリースイベントにこれまでどのくらい参加してきたのか。そしてどう向き合ってきたか、軽く振り返ってみましょう。

ソロリリイベ参加履歴
・6th『誓い』(メイト回)
・8th『VIPER』(メイト/ゲマズ回)
・9th『Regeneration』(メイト回)
・10th『PARADOX』(ゲマズ回)
・11th『永遠のAria』(メイト回)


1stソロライブからリサイタル含めて(どこかしらの公演には参加しているという意味で)皆勤させていただいている私ですが、それなりに長く応援させていただいている割には、ソロのリリースイベントの初参加は遅めでした。


しかし『誓い』リリイベが非常に記憶に残る回で、私にとって重大な転換点となったこともあって、それ以降は積極的に参加させていただくようになりました。

上記の内容については何度もお話していますし、後日改めて触れることもあるかと思いますので、今回は割愛させていただき本題に入っていきたいと思います。


8/11 18:30~ ゲーマーズ

「キレイなお姉さんが見えてますか?」という導入で始まったゲマズ回。
自分で言っておきながら、コメントで綺麗って言われると照れる天さん。

開始1分で私の「好き」の株高が今月一の全面高を記録。

近況トークで、最近塩パンにハマっているとお話がありました。焼き立てパン美味しいですからね、現場の近くにあるとつい食べすぎてしまうのも納得です。


続いてBOXから紙を引く、キーワードトーク

①今日のファッションポイント
TrySail公式Twitterをご参照下さい。
肩パッドが入ったお衣装が好みだそうです。

フリイジアに寄せた赤いアイメイクをカメラに近付いて見せてくださったのですが、もうこの人はどうしてこんなに軽率にドアップを見せてくれるのでしょう?

このままではリリイベの度に瀕死です。
リリイベなくても瀕死じゃんって言われてそう。


②情熱のテ・アモの聞き所
Bメロ「キッスの雨」「シガーの匂い」
昭和歌謡を意識した拘りのフレーズだそうです!

③8/11は山の日。山派? 海派?
意外と山派なんだそうです。
山の空気がすうと肺に入ってくる感じがお好きだとか。


④今作の3曲で特に好きな歌詞
フリイジア
冒頭「涙雨が落ちて」~ラスト「涙雨が~照らした」の対比

Emerald
2番Aメロ「聞き慣れない銘柄のワインの年代は」
ワインで哀愁って出せるんだ!と感動されたそうです。

ちなみに作曲の原一博さんって中森明菜さんの楽曲も作曲されているみたいです。いや、マジでレジェンドみたいな人に作っていただいてますね、すげえ……。


続いてこの回限定、アンケートコーナー
3つの質問にファンがコメントで答えるものでした。


①今回収録の3曲で特に好きな曲は?
回答はフリイジアと情熱のテ・アモが多めな感じでした。
「歌詞好きって言われるとすごく嬉しい!」とのこと。
作詞作曲曲はこれからもバンバン褒めていきましょう。

②やってほしいファッション、髪型、メイク
「欲望の塊」な回答がズラリ。
ゴスロリ、パジャマなんてのもありましたね~。


雨宮天に聞きたいこと
時間が許す限り、バンバン答えてくださっていました。

・最近ハマってること
「麦茶! バドミントンしてカラカラで飲むと美味しい!」
お気に入りはペットボトルのやかんで入れた麦茶だそう。

私も結構飲むので「よく飲んでます」ってコメントしたら、
「よく飲んでる人いる!」って拾ってくださいました。

・バドミントンは強いですか?
「まあまあガチでやってるから新しい人とはできないかも」
そ、そんなに……? いつか「てく天」で見てみたいですね。


他にもいくつかありましたが割愛。
ゲーマーズ回はこんな感じでした。


   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   


8/14 12:30~ Sony Music Shop回

「元気してる?」
この日は天気が悪かったこともあり、導入から雨のお話。

近況トークでは「スパイスの本を買った」そう。以前から黒瀬のスパイスが好きというお話も聞きますし、本当に何事にも勉強熱心な人だなあと感じますよね。


続いて今日も今日とて、キーワードトーク


①最近情熱を注いでいることは?
※ここだけの話ね!ということなので割愛。

②Emeraldの聞き所は?
冒頭「嗚呼」のエッジ。
ガッツリ入れたかったので実は結構苦戦されたそう。


③今日のファッションポイントは?
(ゲマズ回でのアンケートは参考にした?)

「みんな私にコスプレさせようとする!」
「それ自分で買いに行くんだよ? 分かってる?」

いや~~~エモいです…………。
まさに本音トークって感じで清々しさすら感じました。


続いてこの回限定、質問コーナー。
お題などはなく、何でも聞いて良いそう。

何でも聞いて良いってすごいですよね。
いくら質問・回答を選ぶ権利は御本人や事務所にあるとは言え、ファンとの信頼が成り立っていないと普通、そんな気軽に言えることじゃないと思うんですよ。


・最近読んだ小説は?
十角館の殺人」(著・綾辻行人
天さんが本を読む時は寝落ちするためでもあるらしいのですが、寝る前にミステリーは怖くなって寝られなくなるからダメだなって思ったそうです。可愛いかよ。

・アーティスト活動で次に挑戦したいこと
「逆になんかある?」と天さん。
「和ロック」という回答が結構多かったようで「そういえば前も話したよね。和ロックやろっか!」とのことだったので、前向きに考えてくれていそうでした。
すぐ忘れるから、またコメントして思い出させてほしいとも。

・キャラソンでライブしてほしい
このコメントにはマジで同意しかなかったですし、ファンの方でも結構思っていらっしゃる方が多いんじゃないかな?と感じたんですが、天さん曰く
「キャラソンを歌うってすごい大変なの!」
好きな曲として、昔懐かしいあの曲だったりこの曲だったりを挙げて思い出話をしてくださいましたけれど、開催にはなかなかハードルが高そうな雰囲気でした。


他にもいくつかありましたが割愛。
最後の挨拶で物凄く印象的な言葉をいただいたんですが、それはこのブログの最後で触れさせていただこうかなあと思います。SMS回はこんな感じでした。


   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   


8/14 14:00~ CD封入キャンペーン雨賞回

音声機材の不調で15分押しで始まりました。
それを逆手に取り、冒頭口パクで挨拶するイタズラ。

「ごめ~ん! どうしてもやりたくなっちゃったの」
はーもう好き……(クソデカ溜息)


そのままの流れでコメントを拾いながらトークへ。

リサイタルのグッズに関する話題が出まして「レターセットの話がしたい!」と天さん。こちら縦書きの便箋になっているそうで、普段から御手紙を書く時には横書きの便箋を縦にして書くこともあるのだとか。

拘りを込めたので、ぜひ買ってほしいそうです。
買います。買いました。買いましょう(チョロオタク三段活用)


続いてこの回限定、MVメイキングコメンタリー。

今作で監督を務めた方は『誓い』『PARADOX』の監督と同じなんだそうです。なるほど、道理で私にぶっ刺さってきたわけだぜ……と一人で納得していました。


朝から晩まで一日掛けて綺麗な映像を撮ってる。
みんなの頑張り拘りがめちゃくちゃ詰まってる。
「だから見てほしいんだ」と天さんは仰っていました。

スタッフさんを労う天さんの言葉が刺さります。


言ってしまえばMVって、プロモーション用の宣伝映像ではあると思うんです。ただでさえCDの売上は低迷して久しいですし、今やサブスク全盛の時代。

人によってはCDを買っても通常版だけって方もいるでしょう。そもそも初回版を買ってもMVをじっくり見る方って、そこまで多くはないと思うんですよね。

ただ、だからこそ。
見ようとしなければ見えない努力の形ってあるよなって。
改めて、私の中でMVの見方が変わる言葉になりました。


今回は屋内での撮影だったこともあり、雨風もなく高い崖にも上らなかったので、撮影後の最初の感想が「(普段が過酷すぎて)撮れ高大丈夫?」だったとか。
「ひたすら楽しくて穏やかだった」とも。

ありえん大変な撮影が続いていましたもんね。
たまにはそういう撮影があってもいいよなーと。
天さんが楽しかったのなら、それが何よりです。


続いて恒例の、キーワードトーク

①ジャケット撮影の思い出やエピソード
オリエンタルでレトロをテーマにした衣装を10着以上用意してもらって、どれが似合うか分からなかったから全部着た上でスタッフさんと相談して決めたとのこと。

最終的にジャケ写の衣装、MVのオレンジ地の衣装、特典ブロマイドのターコイズブルーの衣装の3着に決まったとか。割と無理言って3着にしてもらったそうです。

歌詞カードのセクシーポーズは足の角度に苦労されたらしく、意外とずっとこの体勢はキツい。余裕ぶっこいて格好つけてる時ほどキツいとお話されていました。


②3曲入りシングルは初めての試み。
 最近経験した初めてのことは?

初めて生きてるタコを触った(てく天参照)

「こいつは命かけてここに来てるんだから、絶対こいつに失礼があったらいけないと思って全力でやった」という天さんの言葉がさすがの心意気を感じました。

③リサイタルの意気込み
より自由にというか、素敵にいい感じに歌いたい。
「見に来てやったぜ!くらいの感じて来て!」


最後の挨拶
「皆がニコニコして目の前で話を聞いてくれるのも好きだけど、オンラインはリアルタイムで文字で見えるからすぐ感想が分かって本当に喋ってるみたいで好き」
「カバーアルバムなんかも……ね?」(意味深) えっ…………???


   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   


以上、私の感想を交えながら全3回の内容をまとめてみました。

現地イベントだった頃、それこそ私が初めて参加した『誓い』の時点で既に感じていたことですが、天さんはリリースイベントを物凄く大切にされています。

それは天さんにとって「信頼してる人の前」で「心から本音で話せる」場所、という位置付けになっているのがリリイベなのだと、言葉の端々から感じます。


それはファンであったりスタッフさんであったりとの関係性が、年々積み重なって昇華した結果なんだと思うんですけど、最近はよりその傾向が顕著になっているなあ、と今回3回も参加させていただいて肌で感じました。


多少言葉が粗雑でも大きな誤解をされない関係が築けていて、そんな人たちが集まるクローズドな空間は、天さんにとって本当に心地良い場所なのかなあって。

実際Sony Music Shopの回は「ここだけの話ね!」というお話を始めとしたぶっちゃけトークが沢山ありました。ともすれば最近控え目であったように感じた、天さんの考え方の根幹が聞けた。私はそんな風に思いました。


だからこそ、こうしてリリイベの中でしてくださったお話の内容を、恣意的に抜粋して書き出すことに対して、とても神経質にならざるを得ないと言うか。

中途半端な気持ちでおざなりに書くわけにはいかないなと感じますし、ファンの責任だとか言葉の重さだとかをしっかりと考えながら、最大限に天さんの意思を汲んだ文章を書かなきゃいけないし、書きたいなと考えています。


で、話をとっておいた、SMSの回での最後の挨拶。
「もうリリイベは仕事って感じがしてないの。応援してくれてるみんなって友達とも違うんだけど、友達以上に話せることもあったりとかするし、変な感じ!」

この言葉を聞いて、私はじーんと来ました。
泣きそうでした。そこまで言ってくれるんだって。


以前天さんはブログで私たちを「財産」と表現してくださいましたけれど、その時よりもっと天さんの心の近くに行けたような気がして、なんか、うん。
幸せだなあ。温かいなあ、って思いました。

どうしてそんなに私たちに優しいのかな?
どうしてそんなに嬉しい言葉をくれるのかな?
改めて、そんなことを考えちゃいました。


もちろん「友達とも違う何か」という大切な関係性の中での距離感を適切にするというか。守らなければいけない約束事であったり、出過ぎた言動は謹んだりとか。

そういう暗黙のルールというものも当然あって、そこは踏み越えてはならない領域であると思いますし、大切な人だからこそ今一度考えておきたいなと感じました。


長くなりましたけれど、以上となります。
天さんとのリリースイベントは本当に楽しくて、温かくて、幸せな場所だなあということを改めて感じさせてくれる時間になりました。

私自身はもちろんですし、ファンの一人ひとりが、これからもこの大切な関係性をずっと続けていけるように在りたいですね。また参加させてもらえたら、天さんのお話や想いを全力で受け取っていきたいなと感じました!

読んでいただいて、ありがとうございました。

アーティスト7周年

こんばんは、氷雨です。
本日8/13は声優・雨宮天さんのアーティストデビュー記念日。
2014年『Skyreach』でデビューされてから、早くも7周年!

私は元々ミリオンライブを経由してファンになっていまして、ソロ活動を追い始めたのは2ndシングル『月灯り』が発売された直後くらいの頃でした。
7周年、本当におめでとうございます!!!


この記念すべき日をどうやって御祝いしようかずっと考えていたんですが、目を見張るような特別なものは何も思いつきませんでした。私は何かの楽器を弾けるわけでもないですし、祭壇を作ったりケーキを買ってきたりっていうのも素敵な御祝いの仕方ですが、私がやるのはちょっと違うのかなって思ったりもして。

やっぱり私には言葉にして形にしてお伝えすることしかできないけれど、それが私にとっての原点でもありますし、心の中にある素直な気持ちを残します。


私は天さんが好きです。
何もかも全部好きです。

……などと何の躊躇いもなく言えてしまうほどお慕いしているわけですが、やっぱり取り分け好きなのは、天さんの透き通るような「」でしょうか。


声優として演じている時の声。
ラジオでお喋りしてる時の声。
歌手として歌っている時の声。

こんな声も出せるんだ!
こんな表現もできるんだ!
こんな風に笑って話すんだ!


知れば知るほど、そんな驚きに満ちた7年間でした。
決して短くはない7年という歳月。けれど私にとっては本当にあっという間でした。天さんを応援してきた日々は、ずっと掛け替えがなく、幸せな時間でした。


   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   


少しだけ自分語りをします。
今でこそ色々な企画をさせていただくようになりましたが、実はすごく怖かったんですよ。できるだけ目立たないように、ひっそりと応援できればそれでいい。

最初はそう思っていました。
昔から出る杭は打たれるという考え方が根底にありまして、目立つということはつまり叩かれたり、貶されたり、蔑まれたりすることなんだと思っていました。


極力悪目立ちしないように生きていこう。
心のどこかでそんな風に思っていたような気がします。

そんな私を変えたのが、変えてくれたのが。
北沢志保であり、雨宮天さんであり、夢空でした。


当時何気なく某動画サイトで見た、志保のMAD動画。
そこで使われていたのが、雨宮天さんの『夢空』です。

ちっぽけな自分に、自分なんかに何ができるというのか。
そんな私に教えてくれたのは、極々当たり前のことです。


踏み出すのは怖い。誰だって怖いんだ、きっと。
それでも。憧れを胸に抱いて、前に進んでいる少女。

彼女は言っていました。

どんなキャラクターでも演じられるようになりたい。
声優として、声優であることを誇りに歌い続けたい。


ずっと自分の理想を曲げることなく走り続けてきた7年間。
天さんにとっての7年は、どんな7年だったのでしょうか?

私は幸せです。心の底からそう思います。

踏み出してよかった。全力で応援してきてよかった。
天さんも幸せだと思ってくださっていたらいいな。


去年『一緒に笑いながら泣きながら、まだまだ作っていきたいので、これからもよろしくお願いします!』と、天さんはブログに綴ってくださいましたね。

アーティストデビュー8年目が始まります。
これまでも、これからも。そのまたずっと先も。
こちらこそ、よろしくお願いします!!!