「志保の日」~編集長として~


こんばんは、氷雨です。
奇しくもイチローの引退と同日のご報告となり、恐縮ではございますが。
次回の「志保の日」をもって、編集長の任を降りる決断をいたしました。

昨晩Twitterにてお知らせした通りなのですが、間もなく一周年を迎える
「志保の日」の振り返りと、決断にいたるまでのもう少し詳しいお話を
させていただこうと思いまして、こちらで筆を執ることにいたしました。


まず「志保の日」とは何ぞや?と思われている方にご説明いたしますと、
アイドルマスター ミリオンライブ!765プロ所属アイドル・北沢志保
魅力を発信・広報する目的で行われている、Twitter内の参加型企画です。

志保の名前になぞらえて、2018年4月4日より毎月4日を「志保の日」と
すること、毎月テーマを設定しそこから志保の新しい魅力を発見しよう、
というのが企画の趣旨で、作品はプロデューサーの手腕に委ねられます。


そもそも企画の発端は公式ゲーム内アイドル投票企画での敗北を受けて、
志保の魅力をアピールする企画をしよう、という有志の議論からでした。
そこから紆余曲折ありまして、いつしか私主導で企画が動き始めました。

当初はモーメント用表紙もなく、企画は煮詰まり切れておらず、周知が
後手に回り参加してくださる方も少ない等々、様々な苦難がありました。
それでも月を重ねる毎に人が増えてきて、気付けば一年経っていました。


では、なぜこのタイミングで任を辞するのか? 理由はいくつかあります。
もともと一年を区切りにしよう、というのは企画発案者との議論の中で、
初期の頃から構想にはありました。長引けば必ずマンネリ化しますから。

またTBでの敗北がスタートならば、TCでの勝利が当初のゴールだったと
も言えます。ですが企画を続けていくうちに、私はTCでの勝利がゴール
ではないと感じるようになりました。だから、TCから距離を取りました。


それは「志保の日」が投票企画ありきの、投票企画に縛られた一過性の
企画になってほしくなかったからです。とは言え、どこかで一区切りを
つけておく必要はあると考えていました。それが一周年だったんです。

そして「志保の日」の公式Twitterアカウント。こちら全て手動にて毎月
企画の宣伝・告知を行っていますが、実のところこれが私の生活の中で、
最も負担というか……ボトルネックになっていたことを白状いたします。


毎月のモーメント用表紙の作成、実際のツイートまとめ作業はもとより、
「次の志保の日まであと○日」のツイートを0時にしなくてはならない。
要するに、それまで作業用PCを起動して起きている必要があったんです。

botにすれば? 0時に拘らなくてもいいのでは? と思われるでしょうか。
考えましたが、botにすると画像付き定時ツイートの設定が割と手間で、
カウントダウンの性質上内容の微調整が必須、完全オートは無理でした。


また定時(0時)ツイートへの拘りをなくすことは時間帯にばらつきが生じ、
これも周知効果にはマイナスです。一方で私も仕事をしている身なので、
早番や遅番の勤務があり、定時ツイートが想像以上に厳しかったのです。

以上のことから、このタイミングで決断をさせていただくに至りました。
もちろん企画に関する全てがつらかったということは決してありません。
参加してくださる皆さんの温かさに触れ、愛情の溢れる作品を拝見する


ことは充実感と幸せでいっぱいでしたし、こんな頼りない私が主導する
企画に参加し、支えてくださった皆さんには感謝してもしきれません。
何より私自身、こんなに志保のことを考えた一年はありませんでした。

私の宣伝・告知とモーメントまとめはなくなりますが、「志保の日」が
なくなるわけではありません。願わくば、この先もずっと皆さんの手で
「志保の日」が続いていってくれることを。ありがとうございました!