ファンは演者の鑑の話

こんばんは。氷雨です。
毎回こんな話するのもアレなんですが、私が最後に雨宮天さんとお会いしたのが、昨年2/24に行われた『PARADOX』リリースイベントでして、まもなく1年を迎えます。

それからオンラインを除くイベントには一切参加していないので大した話題もなく、これまでの話の焼き増しみたいなことしか話していないような感があります。


さて、そんな今日の話題ですが、天さんのファンであるところの『青き民』を主題に据えた話をしてみようかと思います。普段から雨宮天さんのことしか考えていない私の思考回路が反映されたこのブログも、例によって天さんの話しかしていないわけで、ファンについてのお話はあまりしていなかった気がします。
ところで、焼き増しって死語なんですかね。今フィルムカメラ使わないもんね。


『青き民』という言葉の初出は、たぶん天さんの1stソロツアー『The Only SKY』のMCだったと記憶していますが、公式ブログ『天模様』では2018年12月24日更新の記事「★☆クリスマス☆★」に「青い民」として使われたのが始まりです。

TrySailの中ではファンに呼び名を付けたのは天さんが初めてで、それに倣って夏川椎菜さんが自身のファンを「ヒヨコ群」と呼称するようになりました。


私は天さんのことが好きですが、天さんを愛するファンも好きです。
端的に言うと、私は『青き民』という仲間のことを尊敬しています。

これまた2018年5月の『誓いリリースイベント』に話が遡ります。自分で言うのもなんですが、それなりに長いことファンをやらせていただいている割に、実は天さんソロのリリイベにはここで初めて参加しているんです。


それで、この時ちょっとしたアクシデントがあって、天さんの声が非常に芳しくない状態で、それはそれは心の底から心配しました。リリースイベントがあんなに重苦しく始まったのは、あれが最初で最後だったんじゃないかと思います。最終的には振り返ってみて、心温まるイベントになったんですけれども。


その時感じたのは、天さんを思うファンの痛いほどの気持ちでした。
沈黙の中にあって、それぞれが感じている思いがすげー伝わってくるんです。
嘆き、痛み、哀しみ、心配。この体調でイベントを強行した運営への怒り、今後のライブがどうなるのかという焦りなんかもあったのかもしれませんが。


天さんが目を腫らしながら涙混じりに語る言葉に静かに聴き入り、話が終わったら本当に温かく盛大な拍手が掛けられました。各々が色んなことを考えながらも、それ以上に突然降って湧いた、短いながらもほとんど初めての「お見送り」。

どんな言葉を掛けたら、天さんを励ましてあげられるだろうか?という「優しさ」や「温かさ」が会場中のファンから滲み出ていました。
だから、私は忘れられないんですよね。


長年ファンをやっていく中で、気持ちが大きくなっていって。同担拒否ではないですけど、一時期他のファンに嫉妬や妬みを覚えることがなかったとは言えません。
リリイベやサイン会の当選報告、ラジオのメールで毎回読まれる人。
自分だって負けてないはずなのにと、青い時代もありました。


それでも私が同担拒否にならないのは、仲間をリスペクトし続けられるのは、演者とファンはこんなにも想い合えるんだ、と教えてもらえたからなのかもしれません。

イベントの度に御花を贈り続けている人。メールを通して応援し続けている人。そんな最前線にいる「青き民」に私もなりたいと思ったのが、あの日見た光景でした。


それはただ単に同じような行動をとればいいということではなくて、たぶん「どうしたら彼女の力になれるだろう?」「 どうしたら彼女に見合うファンでいられるだろう?」ということを、めちゃくちゃ悩んで考えた結果なんですよね。

それぞれが自分にできることをやろう、自分は自分で何とかしてやるんだと、行動してきたから沢山のファンが最前線にいる。お互いに少しずつ影響し合いながら。


私は他の界隈には明るくないので分かりませんが、こういう現場は本当に貴重なんじゃないかなと思います。ずっとこの場所に身を置いていたいとすら思っています。

ファンは演者の映し鏡なんて言いますけど、天さんが人間として尊敬できるからこそ、ファンも尊敬できる方が多いんでしょうね。だから、天さんにファンで良かった!と思ってもらえるような「推し事」を、今後も続けていきたいです。



目下のところ、現在進めている製本企画『天年の宴』ですね!
3/13~14日を目途に、参加メンバー第2弾の発表も行う予定でおります。

僕が考えた最強の布陣()でお送りしますので、楽しみに待っていて下さい。
まだまだ協賛していただける方も募集中です。応援のほどお願いします!