『フリイジア』リリイベ

こんばんは、氷雨です。
8/11、14日に雨宮天さんの12thシングル『フリイジア』のオンラインリリースイベントが開催されました。今回はその感想について書いておきたいと思います。

私が参加したのは
ゲーマーズ
Sony Music Shop回
・CD封入CP雨賞回
全4回中3回となります。


まずは本題に入る前に、私が天さんのリリースイベントにこれまでどのくらい参加してきたのか。そしてどう向き合ってきたか、軽く振り返ってみましょう。

ソロリリイベ参加履歴
・6th『誓い』(メイト回)
・8th『VIPER』(メイト/ゲマズ回)
・9th『Regeneration』(メイト回)
・10th『PARADOX』(ゲマズ回)
・11th『永遠のAria』(メイト回)


1stソロライブからリサイタル含めて(どこかしらの公演には参加しているという意味で)皆勤させていただいている私ですが、それなりに長く応援させていただいている割には、ソロのリリースイベントの初参加は遅めでした。


しかし『誓い』リリイベが非常に記憶に残る回で、私にとって重大な転換点となったこともあって、それ以降は積極的に参加させていただくようになりました。

上記の内容については何度もお話していますし、後日改めて触れることもあるかと思いますので、今回は割愛させていただき本題に入っていきたいと思います。


8/11 18:30~ ゲーマーズ

「キレイなお姉さんが見えてますか?」という導入で始まったゲマズ回。
自分で言っておきながら、コメントで綺麗って言われると照れる天さん。

開始1分で私の「好き」の株高が今月一の全面高を記録。

近況トークで、最近塩パンにハマっているとお話がありました。焼き立てパン美味しいですからね、現場の近くにあるとつい食べすぎてしまうのも納得です。


続いてBOXから紙を引く、キーワードトーク

①今日のファッションポイント
TrySail公式Twitterをご参照下さい。
肩パッドが入ったお衣装が好みだそうです。

フリイジアに寄せた赤いアイメイクをカメラに近付いて見せてくださったのですが、もうこの人はどうしてこんなに軽率にドアップを見せてくれるのでしょう?

このままではリリイベの度に瀕死です。
リリイベなくても瀕死じゃんって言われてそう。


②情熱のテ・アモの聞き所
Bメロ「キッスの雨」「シガーの匂い」
昭和歌謡を意識した拘りのフレーズだそうです!

③8/11は山の日。山派? 海派?
意外と山派なんだそうです。
山の空気がすうと肺に入ってくる感じがお好きだとか。


④今作の3曲で特に好きな歌詞
フリイジア
冒頭「涙雨が落ちて」~ラスト「涙雨が~照らした」の対比

Emerald
2番Aメロ「聞き慣れない銘柄のワインの年代は」
ワインで哀愁って出せるんだ!と感動されたそうです。

ちなみに作曲の原一博さんって中森明菜さんの楽曲も作曲されているみたいです。いや、マジでレジェンドみたいな人に作っていただいてますね、すげえ……。


続いてこの回限定、アンケートコーナー
3つの質問にファンがコメントで答えるものでした。


①今回収録の3曲で特に好きな曲は?
回答はフリイジアと情熱のテ・アモが多めな感じでした。
「歌詞好きって言われるとすごく嬉しい!」とのこと。
作詞作曲曲はこれからもバンバン褒めていきましょう。

②やってほしいファッション、髪型、メイク
「欲望の塊」な回答がズラリ。
ゴスロリ、パジャマなんてのもありましたね~。


雨宮天に聞きたいこと
時間が許す限り、バンバン答えてくださっていました。

・最近ハマってること
「麦茶! バドミントンしてカラカラで飲むと美味しい!」
お気に入りはペットボトルのやかんで入れた麦茶だそう。

私も結構飲むので「よく飲んでます」ってコメントしたら、
「よく飲んでる人いる!」って拾ってくださいました。

・バドミントンは強いですか?
「まあまあガチでやってるから新しい人とはできないかも」
そ、そんなに……? いつか「てく天」で見てみたいですね。


他にもいくつかありましたが割愛。
ゲーマーズ回はこんな感じでした。


   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   


8/14 12:30~ Sony Music Shop回

「元気してる?」
この日は天気が悪かったこともあり、導入から雨のお話。

近況トークでは「スパイスの本を買った」そう。以前から黒瀬のスパイスが好きというお話も聞きますし、本当に何事にも勉強熱心な人だなあと感じますよね。


続いて今日も今日とて、キーワードトーク


①最近情熱を注いでいることは?
※ここだけの話ね!ということなので割愛。

②Emeraldの聞き所は?
冒頭「嗚呼」のエッジ。
ガッツリ入れたかったので実は結構苦戦されたそう。


③今日のファッションポイントは?
(ゲマズ回でのアンケートは参考にした?)

「みんな私にコスプレさせようとする!」
「それ自分で買いに行くんだよ? 分かってる?」

いや~~~エモいです…………。
まさに本音トークって感じで清々しさすら感じました。


続いてこの回限定、質問コーナー。
お題などはなく、何でも聞いて良いそう。

何でも聞いて良いってすごいですよね。
いくら質問・回答を選ぶ権利は御本人や事務所にあるとは言え、ファンとの信頼が成り立っていないと普通、そんな気軽に言えることじゃないと思うんですよ。


・最近読んだ小説は?
十角館の殺人」(著・綾辻行人
天さんが本を読む時は寝落ちするためでもあるらしいのですが、寝る前にミステリーは怖くなって寝られなくなるからダメだなって思ったそうです。可愛いかよ。

・アーティスト活動で次に挑戦したいこと
「逆になんかある?」と天さん。
「和ロック」という回答が結構多かったようで「そういえば前も話したよね。和ロックやろっか!」とのことだったので、前向きに考えてくれていそうでした。
すぐ忘れるから、またコメントして思い出させてほしいとも。

・キャラソンでライブしてほしい
このコメントにはマジで同意しかなかったですし、ファンの方でも結構思っていらっしゃる方が多いんじゃないかな?と感じたんですが、天さん曰く
「キャラソンを歌うってすごい大変なの!」
好きな曲として、昔懐かしいあの曲だったりこの曲だったりを挙げて思い出話をしてくださいましたけれど、開催にはなかなかハードルが高そうな雰囲気でした。


他にもいくつかありましたが割愛。
最後の挨拶で物凄く印象的な言葉をいただいたんですが、それはこのブログの最後で触れさせていただこうかなあと思います。SMS回はこんな感じでした。


   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   


8/14 14:00~ CD封入キャンペーン雨賞回

音声機材の不調で15分押しで始まりました。
それを逆手に取り、冒頭口パクで挨拶するイタズラ。

「ごめ~ん! どうしてもやりたくなっちゃったの」
はーもう好き……(クソデカ溜息)


そのままの流れでコメントを拾いながらトークへ。

リサイタルのグッズに関する話題が出まして「レターセットの話がしたい!」と天さん。こちら縦書きの便箋になっているそうで、普段から御手紙を書く時には横書きの便箋を縦にして書くこともあるのだとか。

拘りを込めたので、ぜひ買ってほしいそうです。
買います。買いました。買いましょう(チョロオタク三段活用)


続いてこの回限定、MVメイキングコメンタリー。

今作で監督を務めた方は『誓い』『PARADOX』の監督と同じなんだそうです。なるほど、道理で私にぶっ刺さってきたわけだぜ……と一人で納得していました。


朝から晩まで一日掛けて綺麗な映像を撮ってる。
みんなの頑張り拘りがめちゃくちゃ詰まってる。
「だから見てほしいんだ」と天さんは仰っていました。

スタッフさんを労う天さんの言葉が刺さります。


言ってしまえばMVって、プロモーション用の宣伝映像ではあると思うんです。ただでさえCDの売上は低迷して久しいですし、今やサブスク全盛の時代。

人によってはCDを買っても通常版だけって方もいるでしょう。そもそも初回版を買ってもMVをじっくり見る方って、そこまで多くはないと思うんですよね。

ただ、だからこそ。
見ようとしなければ見えない努力の形ってあるよなって。
改めて、私の中でMVの見方が変わる言葉になりました。


今回は屋内での撮影だったこともあり、雨風もなく高い崖にも上らなかったので、撮影後の最初の感想が「(普段が過酷すぎて)撮れ高大丈夫?」だったとか。
「ひたすら楽しくて穏やかだった」とも。

ありえん大変な撮影が続いていましたもんね。
たまにはそういう撮影があってもいいよなーと。
天さんが楽しかったのなら、それが何よりです。


続いて恒例の、キーワードトーク

①ジャケット撮影の思い出やエピソード
オリエンタルでレトロをテーマにした衣装を10着以上用意してもらって、どれが似合うか分からなかったから全部着た上でスタッフさんと相談して決めたとのこと。

最終的にジャケ写の衣装、MVのオレンジ地の衣装、特典ブロマイドのターコイズブルーの衣装の3着に決まったとか。割と無理言って3着にしてもらったそうです。

歌詞カードのセクシーポーズは足の角度に苦労されたらしく、意外とずっとこの体勢はキツい。余裕ぶっこいて格好つけてる時ほどキツいとお話されていました。


②3曲入りシングルは初めての試み。
 最近経験した初めてのことは?

初めて生きてるタコを触った(てく天参照)

「こいつは命かけてここに来てるんだから、絶対こいつに失礼があったらいけないと思って全力でやった」という天さんの言葉がさすがの心意気を感じました。

③リサイタルの意気込み
より自由にというか、素敵にいい感じに歌いたい。
「見に来てやったぜ!くらいの感じて来て!」


最後の挨拶
「皆がニコニコして目の前で話を聞いてくれるのも好きだけど、オンラインはリアルタイムで文字で見えるからすぐ感想が分かって本当に喋ってるみたいで好き」
「カバーアルバムなんかも……ね?」(意味深) えっ…………???


   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   


以上、私の感想を交えながら全3回の内容をまとめてみました。

現地イベントだった頃、それこそ私が初めて参加した『誓い』の時点で既に感じていたことですが、天さんはリリースイベントを物凄く大切にされています。

それは天さんにとって「信頼してる人の前」で「心から本音で話せる」場所、という位置付けになっているのがリリイベなのだと、言葉の端々から感じます。


それはファンであったりスタッフさんであったりとの関係性が、年々積み重なって昇華した結果なんだと思うんですけど、最近はよりその傾向が顕著になっているなあ、と今回3回も参加させていただいて肌で感じました。


多少言葉が粗雑でも大きな誤解をされない関係が築けていて、そんな人たちが集まるクローズドな空間は、天さんにとって本当に心地良い場所なのかなあって。

実際Sony Music Shopの回は「ここだけの話ね!」というお話を始めとしたぶっちゃけトークが沢山ありました。ともすれば最近控え目であったように感じた、天さんの考え方の根幹が聞けた。私はそんな風に思いました。


だからこそ、こうしてリリイベの中でしてくださったお話の内容を、恣意的に抜粋して書き出すことに対して、とても神経質にならざるを得ないと言うか。

中途半端な気持ちでおざなりに書くわけにはいかないなと感じますし、ファンの責任だとか言葉の重さだとかをしっかりと考えながら、最大限に天さんの意思を汲んだ文章を書かなきゃいけないし、書きたいなと考えています。


で、話をとっておいた、SMSの回での最後の挨拶。
「もうリリイベは仕事って感じがしてないの。応援してくれてるみんなって友達とも違うんだけど、友達以上に話せることもあったりとかするし、変な感じ!」

この言葉を聞いて、私はじーんと来ました。
泣きそうでした。そこまで言ってくれるんだって。


以前天さんはブログで私たちを「財産」と表現してくださいましたけれど、その時よりもっと天さんの心の近くに行けたような気がして、なんか、うん。
幸せだなあ。温かいなあ、って思いました。

どうしてそんなに私たちに優しいのかな?
どうしてそんなに嬉しい言葉をくれるのかな?
改めて、そんなことを考えちゃいました。


もちろん「友達とも違う何か」という大切な関係性の中での距離感を適切にするというか。守らなければいけない約束事であったり、出過ぎた言動は謹んだりとか。

そういう暗黙のルールというものも当然あって、そこは踏み越えてはならない領域であると思いますし、大切な人だからこそ今一度考えておきたいなと感じました。


長くなりましたけれど、以上となります。
天さんとのリリースイベントは本当に楽しくて、温かくて、幸せな場所だなあということを改めて感じさせてくれる時間になりました。

私自身はもちろんですし、ファンの一人ひとりが、これからもこの大切な関係性をずっと続けていけるように在りたいですね。また参加させてもらえたら、天さんのお話や想いを全力で受け取っていきたいなと感じました!

読んでいただいて、ありがとうございました。