雨宮天さん誕生祭2021

こんばんは、氷雨です。
突然ですが皆さん、今日が何の日か知ってますか?

二言目には好き好き言いまくっている私なので、このブログを読まれている皆さんはご存知かと思うのですが、本日8/28は雨宮天さんの28歳のお誕生日です。
雨宮天さん、お誕生日おめでとうございます!!!


生まれてきてくれて、ありがとう。
声優になってくれて、ありがとう。
私と出会ってくれて、ありがとう。

いやー、こんな気持ちの悪いことを平然と綴ってしまうくらい心の底から誰かを好きになるなんて、天さんに出会うまでは考えたこともありませんでした。


そんな風に過去の私が考えもしなかった未来を歩んでいる今、改めて「天さんのどこがそんなに好きなのか?」という疑問を自分に投げ掛けてみたいと思います。

そこで脳内人格会議が開催され、もう一人の私が「いやお前、天さんの好きな所を挙げ始めたら軽く20個は越えるぞ。分かってて言ってるんだろうな。ああ?」


などと凄んでくるわけで、もちろん天さんの魅力なんてものはあらゆる言葉を尽くしたところで到底語り尽くせるものではないこともまた事実ではあるのですが。

今一度持てる限りの情熱と言葉で以て、今の想いを残しておきたいと感じたから。お付き合いいただける皆さん、少々長くはなりますがどうぞお付き合い下さい。


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まず、第1に「顔がいい」
圧倒的に外見がお強い。絶世の美女(私視点)


こう書くと、鼻孔を擽るオタクの香ばしいガチ恋臭がぷんぷんと漂ってきますが、いやいや、ちょっと待って下さい。何度も訂正しては終ぞ理解されなかったことをもう一度だけ言います。いいですか、一回しか言いません。

私は天さんの「お顔が好き」だけど、お顔「だけが」好きなわけではなく、ましてや「お顔が好きだから」天さんを好きなわけでは全く以てないのです。
挙げ出したらキリがないほど沢山ある理由の一つに過ぎません。


超クールにキメた時のカッコイイ顔。
目を糸みたいに細めて笑った時の顔。

イタズラを成功させた時のしたり顔。
他の追随を許さない圧倒的なドヤ顔。

今にも泣きそうな赤ちゃんの時の顔。
褒められて恥ずかしそうに照れる顔。


もうね、コロコロ変わる表情の全部好き
好きすぎてこっちの顔面は失敗した福笑いみたいになってます。
「なんでこんなに美しいんだよ!!!」ってキレるレベルです。


もちろんお顔だけでなく、キリッとした眉、パッチリした力強い目、形の良い鼻、笑うとほんのちょっとだけ大きな口、湿気の多い日にはちっちゃな天ちゃんが少しだけ暴れてしまう綺麗な黒髪、すらっと長い手足、頭の天辺から指先つま先に至る外見の全てが、洗練された圧倒的な美しさで私の網膜を焼き尽くすが如く存在しているわけです。


何なら週5で油そばを召し上がってちょっとふくよかになられた時の丸顔も、おそらくコンビニで売っている蒸しパンよりも柔らかく世界一の触り心地であろうに相違ないふっくらとした頬もいい。さすがは平成のピカソ、御本人からして神の如き造形美をお持ちなのですね。うん、これ以上はドン引きされる未来しか見えないのでやめます。


真面目に語るはずだったのに、早速雲行きが怪しくなりました。
話を戻しましょう。


とにかくそれを私に知らしめたのが、先輩Pの勧めを受けて興味本位で購入したアイマス合同ライブ「MOIW2014」のBD、その中の『ライアー・ルージュ』でした。

雷に打たれたことはありませんけども、それに匹敵するくらいの衝撃を私に与えた、弱冠20歳とは思えない圧倒的なまでのパフォーマンス。未完成ながらも今持てる歌唱力、表現力の全てを注いだ魂の一曲だと感じました。



第2に何と言っても「声がいい」。声優さんを相手に何言ってんだ?という話にもなりますが、色んな声質の声優さんがいらっしゃる中で、天さんの声質における最大の長所は「どこまでも透き通る、風鈴の音のような」お声。

その長所が最大限に生かされたのが、藤宮香織名義の『奏』。
これが初めてのヒロイン作品で、初めてのEDタイアップです。


「や、ちょっ待てよ?」と。キ○タクよろしく叫びそうです。
何をどう濾過すれば、ここまでクリアな声が出せるのでしょう?

尖りすぎておらず程々に特徴的、かつ何時間聴いても飽きることのない心地のいい耳触り。「声に惚れる」っていうのはこういうことなんでしょうね。


何なら1stソロライブ『Various SKY』で一番回収したかったのは「奏」だったかもしれません。そのくらいこの曲における天さんのお声がたまらなく好きです。

だから、忘れもしない2016/10/8の『Various SKY』中野公演アンコールの一発目、ステージのさらに一段高いところに立ち、大切に感情を込めて披露してくださったあの日の「奏」は、いつまでも覚えていたい記憶の一つです。


このようにして、知らず識らずのうちに後戻り不可能なガチ恋オタクの「下地」を形成してしまった私は、いよいよ「イベント」に繰り出すこととなります。

2015/3/14、ラジオ「TRYangleharmony」の公録
『トライアングルステージ!-JUMP!!!-』です。


学生生活最後の思い出作りに、実物の雨宮天さんをこの目で見てみたいという、ひよっこだった私のほんのささやかな願いをローチケは叶えてくれました。

この頃の公録は、本編のラジオ部分の完パケ録りと、カバー中心のミニライブという二部制になっていました。『TrySail』の結成が決まってから初めてのイベント。歌手デビューする前なので、当然持ち歌なんてものはありません。


本編のラジオ部分も楽しかったのですが、特筆すべきはミニライブにおける天さんのソロパート。唯一ソロデビューしていたので『Skyreach』と、世代ぶっ刺さりな90年代の名曲『夢見る少女じゃいられない』のカバーが披露になったのですが、その時のマイクパフォーマンス、クールに観客に手拍子を求めるご様子は今でも忘れられません。


「かっけぇぇえええ!!!」
えっ、何なのこの子……こんな一面も持ってるんだ!

知っていく度に新たな一面だったり、表情だったりが垣間見えて、イベントが終わる頃にはもっと天さんのことが知りたい!と思うようになっていました。

それから一週間と経たずポータルスクエアの会員登録を行い、二週間後にはミリオン2ndライブのLVの予約を済ませている自分がいたことを思い出します。


天さんのソロ活動を追い始めたのはその後まもなくの頃で、初めて聴いた『夢空』がぶっ刺さったことを思い出します。活動初期はバラードがめちゃくちゃ映える声質だなあと思っていたんですが、彼女はロックだろうが、歌謡曲だろうが、J-POPだろうが、最後は必ず自分のものにしてしまう、地力のある力強さと表現力も兼ね備えるのです。


思い入れのある曲は『奏』『誓い』などのバラードですが、私の一番好きな曲である『Lilas』の声質もまた独特で、ちょっとハスキーというか荒っぽさのある声もめちゃくちゃ好きなので、手の付けようがないって感じですね。

コントレイルも目じゃねぇぜ!という圧倒的な速度で沼に転がり落ちた私は、ラジオにブログに過去の出演作にと、推し活に邁進していくこととなります。



ここで目の当たりにするのが、第3の魅力ポイント「内面」です。
外見とは裏腹に「親しみやすい中身」と言い換えてもいいですね。


ズボラという言葉ではとても表現し切れないエピソードの数々。
ネガティブで、虫は苦手で、高い所もダメ。あまりに多い弱点。
同期の麻倉ももさん、夏川椎菜さんをイジって高笑いする様子。

まるでギャップの埋蔵金ここ惚れワンワン!(誤字ではない)


それでいて仕事に対しては、直向きかつ真面目で努力の人。
好きなことや納得できないことは譲らず、自分を貫く姿勢。
どんな時も見栄を張ったりせず、等身大の自分でいること。


色んなところで口にされていますけれど、天さんご自身は決して日頃から「強い人」ではないのだと思います。それでも「弱い自分」と常に戦い続けている。

自分の夢や理想を叶えるために必死にもがいて、一歩ずつ確実に壁を乗り越えて成功させていく。誰にでもできることじゃない。だから、応援したいのです。


この辺りのエピソードでも忘れられない情景がいくつかあって。
1つは2016/6/5開催の『Smooth Sailing』にて、ファン待望の1stソロアルバム『Various BLUE』の発売と、1stソロライブの開催告知が行われた時のことです。

ファンは喜びに沸き会場中がどよめいて、情報を発表して私たちを見渡す天さんのニッコニコした笑顔、5年以上経った今でも本当に忘れられないんですよ。


それからもう1つは、2018/9/16の1stソロツアー『The Only SKY』中野公演千秋楽でのWアンコール。これはファンの誰しもが忘れられないものだと思います。

「まだ終わってほしくない」という熱い胸の高鳴り。
閉演を告げるアナウンスを掻き消すほどの会場の声。

再び現れてくれた天さんの、嬉し涙を流し続ける姿。
歌えていないのに、過去一感動したFleeting Dream。


後ほど詳しくお話しますけれど、この少し前に声帯炎で思うように声が出せない期間があった中で、絶好調な歌唱が聴けたことも嬉しかったですし、誓いのリリースイベントで見た涙とは明らかに意味合いが異なるものだなと感じられた「嬉し涙」を見ることができて、私自身ファンの一人として「笑顔になってもらいたい」と気を張っていた肩の荷がようやく下ろせたような、そんな安心感がありました。


さらに第4のポイントとして「理知的」であること。
綺麗で達筆な字は正しく彼女の「体を表し」ていますよね。


率直に言って天さんは聡明です。聡明であるということは、日頃からいつでも「学ぶ準備」が自分の中で出来ていらっしゃるということでもあると思います。

漢検準1級の取得なんかは分かりやすい一例ですが、他にも活発に作詞・作曲活動をしてくださるようになった背景には、音楽理論や天ちゃんバンドの皆さんから色んな学びを得た結果なのだろうと思いながら受け止めています。


もちろん本職の「声優」としても、各種インタビュー等からその姿勢が垣間見えていて。特に「最近になってようやく声優を名乗ることに躊躇いがなくなった」というお話があって、非常に驚いたことが記憶に新しいです。

これは次の項でお話することにも繋がってくることなんですけど、そんな天さんの「プロ意識」は私にも良い影響を与えてくださっているんですよね。


私自身、2015年に社会人になってから丸6年が経っていて、既に7年目に入っています。

今現在チームの中核にいる自覚はありますが、将来的には古い会社の体質だったり、無駄をなくして効率化した仕事ができるように色んなことを抜本的に変えていきたいと思っていて、そのために出世して偉くなってやろうという野心を持っています。


元々そう思っていたわけではなく、一年目の頃は同期の誰よりも仕事でミスを重ねましたし、そのことで先輩から怒鳴られたことも一回や二回ではありません。

全然好きな仕事でもないし、絶対自分には向いてない仕事だと思いながらやっていました。いつでも出せるように通勤鞄に退職届を入れていたこともあります。


それでも今日まで続けてこられたのは、もちろん周りにいい人が多かったとか、休暇の希望だけは通りやすかったとか、色んな側面はありますけど、たぶん一番の理由は「天さんが頑張ってるから」自分も負けたくなかった。


それに尽きると思います。「何度も立ち上がって目標に向かっている人のことは応援したい」と、天さんが2017/10/29のブログで書いてくださっていました。

応援し合える関係を築いていくために、私自身が日常を精一杯頑張って、ファンとして天さんにきちんと向き合える、胸を張ってお会いできる存在でありたい。


その原動力のおかげで、今の私は年間で見てもミスは片手で数えるほどしかありませんし、支店内で唯一の社内検定合格者でもあり、ある商品の売上は一位を獲得しましたし、周りからも一目置かれる仕事をしています。

そんなことは些細なことですし、いちいち誇らしげに語るようなことではありませんけれど、今の私がいるのは間違いなく天さんと出会えたからだと思います。


敢えてこんなことを書いているのは、そんなへっぽこオタクな私でも変わることができたので、もしこれを読んでいる方の中に「今の自分が好きじゃない」と思っている人がいるのだとしたら、推しがいる生活を全力で楽しんでいただきたいなと思いますし、ひとつのきっかけがあれば「人は変われるんだ」ということをお伝えしたいです。


そして第5に、彼女を応援する「青き民」の存在
それを目の当たりにすることになったのが、忘れもしない2018/5/9。
私の応援の転換点、6thシングル『誓い』リリースイベントです。


過去にTrySailのリリースイベントには『コバルト』の時に参加したことがありました。 一方、ソロでは「Velvet Rays」のリリースイベントには当選していたものの、仕事の都合でどうしても参加を見送ることになってしまい死ぬほど後悔した経緯があり、この「誓い」が私にとっては初めての天さんソロのリリイベになりました。


そこで見た光景はこのブログを始め、色々なところで何度かお話しているものではありますが、改めてもう一度触れさせていただきたいなと思います。

特殊だったのは、この日「天さんが声を出せなかった」こと。
色んな物議がありましたが、それを語りたいのではありません。


開場して自分の席に着くまでの間に、自分の胸の中に嫌な予感が沈澱していくのを感じました。虫の知らせ、あるいは違和感と言ってもいいかもしれません。

こころなしか暗いスタッフさんの表情。
会場中に漂う、何となく重苦しい空気。


いつもと同じはずだ。
違うと言ってくれ。

そんな私の願いは、開演直後に現れたスタッフさんの言葉によって、もろくも崩れ去りました。天さんのコンディションが悪いこと。内容の変更を行うこと。
スタッフさんの言葉通り、登壇した天さんの声はひどく掠れていました。


見た目はいつもと変わらず麗しいのに、2列目からステージを見上げる私にもはっきりと分かるほど、天さんの目は痛々しいくらいに真っ赤でした。

会場に駆け付けたファンが息を呑んで見守る中、それでも天さんは声を振り絞って私たちに言葉をくれました。歌を歌えないことの謝罪。演じるエリザベスへの思い。リリイベをとても大事にしていること。ファンへの感謝。


10分足らずの短いトークの終盤、感極まって涙ぐむ天さんに、想いを届けようと万感の拍手で返す会場のファン。なんて素敵な関係なんだろうと肌で感じました。

激しい動揺の中にあって、私は自分の中にある彼女への気持ちと、彼女を応援する沢山のファンへの敬意を、本当の意味で自覚したのは間違いなくこの日でした。


この時の私は、天さんがつらくて泣いているのだと思いました。
私たちに歌を届けられなくて、悔しくて泣いているのだと。

でも、今なら分かります。きっと天さんは、心配そうに自分を見つめるファンの顔を見て泣いたんです。痛いくらいファンの気持ちを感じて泣いたんです。


トーク後のお見送りでも、私は動揺の中にあってただただ、天さんに笑ってほしいと思っていました。けど、初めて直接言葉を掛けられる機会をいただいたというのに、気の利いた台詞のひとつも出てきやしませんでした。

涙でお化粧が落ちてしまい、間近でほとんど素顔の天さんのお顔を見て、不埒にも綺麗だなあと頭の片隅で思ったことだけは今でもはっきりと覚えています。


同時に、普段はすらりと背が高い印象の天さんがこの日はとても華奢に見えたのは、初めて面と向かって目線を合わせたからか、強くなんかないどこにでもいるひとりの女性なんだ、ということを思い出させてくれました。

そんな天さんに何もしてあげられない無力な自分が、悔しくて仕方ありませんでした。


2018/5/11のブログで、涙の理由を言葉にして天さんは伝えてくれて。そこで当時の私はやっと少し安心して、自分に何ができるか考えるようになりました。

これが、私が全力で天さんを応援したいと思った経緯です。


この気持ちは実際に体験してみないことにはなかなか伝わらないものだとは思うのですが、何か君に伝えたくて、さよならに代わる言葉を僕は探してた(奏)

このような出来事があったので、いつしか私は自分が感じている想いを直接お会いして、もう一度きちんと言葉にして伝えたいと考えるようになりました。


その機会が訪れたのは、この日から1年8ヶ月後。
今から1年7ヶ月前の、2020/1/13のことでした。

写真集『High Tension!』のサイン会に当選した私は、緊張でぶっ倒れそうになる身体に鞭打って会場へ。間違いなく人生で一番緊張していたことでしょう。


天さんがくれる言葉で、いつも幸せな気持ちで応援させていただいていること。天さんの笑顔が大好きなので『High Tension!』が刺さりまくったこと。「The Clearest SKY」に両日参加するので、体調に気をつけて頑張ってほしいこと。

伝えたかった気持ちを精一杯言葉にして伝えました。


自分の名前を大好きな天さんに呼んでいただけるだけでも鼓膜が破れるおそれがあるのに、大好きな人が至近距離で終始ニコニコと私の話を聞いてくれる幸せ。

あと青いネクタイをして行ったのですが「ベストブルーですね!」とお声を掛けていただいて、その場で卒倒しなかっただけでも私は自分を褒め称えたいです。


そして何と言っても2020/1/18、19に行われた『The Clearest SKY』ですよね。沢山の青き民の仲間たちの力をお借りし、初めて楽屋花を出させていただきました。

想いを形にして届けたい。
私のその願いに賛同してくださった皆さん。
その節は、本当にありがとうございました。


その他、沢山の企画が動いていて、その全ての皆さんが天さんに想いを伝えたいという温かさと優しさで溢れていて、準備段階から幸せな気持ちで一杯でした。

当日集金する私の所に沢山の仲間たちが集まって、思い思いにお話を聞かせてくださって、言葉を掛けてくださって。お茶を差し入れてくださった方もいました。


ライブ自体もこれ以上ないくらい忘れられない素晴らしいものでしたけれど、同じくらい仲間の皆さんとのこの日の触れ合いを、私は一生忘れないと思います。

いつかまた必ずお会いしたいなと思いますし、それから後にSNS等を通じて出会った皆さんも、その時が来たらぜひご挨拶させて下さい。よろしくお願いします!



私は天さんのどこがそんなに好きなのか。
忘れられない思い出の数々を交え、お話させていただきました。

私たちが天さんを大切に思っているのと同じくらい、天さんが私たちを大切にしてくれることが何より嬉しくて、そう思える活動をしてくれることが幸せです。


大好きな天さんと一緒に、天さんのことが大好きな仲間たちと、同じ時間を同じ気持ちで積み重ねてきた思い出は、ずっと私にとって掛け替えのない宝物です。

これからも天さんと、仲間たちと大切な思い出を積み重ねていきたいですし、そんな幸せな未来が続くことを信じています。私の想いは何一つ変わりません。


雨宮天さん、いつも本当にありがとう。
お誕生日おめでとうございます!