-ガチ恋の流儀-

こんばんは、氷雨です。
推しの新曲のSMVが公開され、息も絶え絶えになっております。

突然ですが、皆さんには好きな人がいますか?
いわゆる「推し」と呼ばれるような、応援したい人がいますか?

もしいるのなら、あなたは自分の中でどんなことを軸に、
或いはどんな信念を持って「推し活」をされているでしょうか?


ちょっと前に私のいる界隈で
「推しのことをどこまで知りたいと思うか?」
という議題が話題になりました。

また界隈でよく話題にされるのが画像の「無断転載」です。
或いは「サインの転売」問題だったり、推しの「目撃情報」
であったり、問題提起をし始めたら枚挙に暇がありません。


私が「推し事」をしていく上で大事にしていることは
推しの迷惑になること、嫌がることはしたくないということ。

すなわち、好きな人が「笑顔」で活動できる応援をしたい。
ということに他なりません。単純明快、シンプルイズベスト。



例えば、先ほど挙げた例でお話してみましょうか。
「無断転載」は推しの活動にプラスになるのでしょうか?

全くならないとは言いませんが、多数の声優さんがSNS等に
画像を上げてくださった際に「無断転載はしないで下さい」
と仰っているのなら、それは「嫌がってる」わけですよね。


仮に「俺の推しは言っていない」から許されている、という
考え方なのであれば、私はその人に対してこう言いたいです。
好きな人に「無断転載しないで」って言わせたいんですか?

例えば何かの雑誌の画像を加工してSNSに上げるとします。
本来それを購入するはずだった人が購入しなくなったら、
極端な話、推しの売上を阻害することになってしまいます。


或いは見方を変えて、雑誌の編集者の立場に立ってみたら。
○○のファンは誌面を無断転載するから、○○のことを記事に
するのはやめよう、と思うのが普通なのではないですか?

そこまで考えて、あなたは無断転載してるんですか?
ということを改めて自分に問い掛けてほしいなと思います。


次にサインの転売問題。こちらも時々話題にされますよね。
「メ○カ○で推しのサインが転売されてる! 許せない!」
といったツイートを見たことがある人もいるかと思います。

確かに許せません。そんな人を私はファンとは認めません。
ただ、それをわざわざSNSで拡散する必要、ありますか?
ってことは考えてみてほしいな、と思ってしまうんです。


第二、第三の転売を防ぐという意味では抑止力に繋がる
ことなのかもしれません。でもそれを推しが目にしたら?
それは果たして推しの笑顔に繋がる行動なのでしょうか?

或いはSNSなどで「さっき推しが○○ってお店にいた!」と
投稿したとします。自分では何気ない投稿だったとしても、
推しがプライベートでそこを使えなくなるかもしれません。


「会場内では撮影は禁止です」というルールがあるのに、
開演前だからいいだろう、という軽い気持ちからなのか、
会場内の画像をSNSにアップしている人も時々見かけます。

極端な話、沢山のファンが同じ行動を取ってしまったら、
運営に問題視され、あなたの推しはその会場でライブを
することができなくなるかもしれない、と思いませんか?



あとこれはちょっとセンシティブな話になるんですが。
ユニット内でのメンバー格差の問題です。

私はその人のことが好きですが、最推しではないので
「部外者がごちゃごちゃ言うな」と言われたら
それまでなので、敢えて触れないようにしていました。


ただ、最近その人の一部のファンの言動が目に余る
ケースが見受けられるようになっておりましたので、
この機会に一度、問題提起しておきたいなと思います。

他のメンバーはライブツアーもやってるし、ライブBDも
ちゃんと発売されてるのに、なんで俺の推しだけ……?
そんな風に納得できない気持ちは、私にも分かります。


しかし「早くライブBD出せや!!!」と他のファンや
運営に八つ当たりするのは、ちょっと違うと思います。

少なくとも推しが喜ぶ発言だとは私には思えないです。
あなたが本当にその人のことが好きなら、推しのことを
もう少し慮った発言を心掛けてほしいなと思います。


ここまで沢山のファンが望んでいるにもかかわらず、
ライブBDを出さない、もしくは出せないのだとしたら。

そこには何らかの理由か、御本人の意図があるはず。
推しには推しの考え方や、活動のペースがあります。
利己的であることは、本当の愛とは程遠い感情です。


どの問題も、自分なりに考えた上でやっているのならば、
そこに自分なりの正義があるのでしょうから、止めません。

ていうか、上に挙げた行動を全否定する気はありません。
あくまで私の価値観の中でどう思ってるか、という話です。


正義漢ぶって界隈の中で無駄に悪目立ちしたくないですし、
推しの目に留まって嫌な気持ちをさせるのが一番嫌なので、
こうした考え方を表立って言うことも少なくなりました。

ただ、改めて推し活をしていく上で、一人ひとりが考えて
いかなければならない問題ってあると思うんですよね。


私はなにも偉そうなことを言いたいのではありません。
何が推しのためになるのか、未だにずっと考えています。

たぶん正解なんてない。だからガチ恋ならガチ恋らしく。
好きな人のことを、真摯に考えて応援していきたい。
それだけのことです。私のガチ恋の流儀」のお話でした。