『推し活のすゝめ』第3回

こんばんは、氷雨です。
随分間が空いてしまいましたが、久しぶりに更新していきたいと思います。
今回は「ラジオメールの送り方」についてお話していこうと思います。


目次

 

1 メールは百利あって一害なし

なぜラジオにメールを送るのか?という所から話していきたいのですが、それはもう推しにとってもファンにとってもメリットしかないからです。

推しのラジオ番組があるというのは、推しの定期的な供給を享受できる約束された利益が存在します。ただし番組の存続は約束されてはいません。


「この番組は採算が合わない」と判断されてしまったら、そのラジオは終了し改編期に別番組に……なんてこともさして珍しい話でもありません。

番組が長続きしてもらうには、多くのリスナーがいる、多くのメールが届いている、人気がある番組だということを数で示す必要があるからです。


次にお手紙に代わる推しとのコミュニケーション手段というメリット。ファンレターを送ろうとすると、便箋を用意して下書きして清書して切手を用意して、ポストや郵便局に出しに行って……となかなかの労力がかかります。

またお手紙は大抵の場合、推しの所属事務所に送ることになると思うのですが、それが推しの手元に届いて読まれるまでにはタイムラグがあります。


その点、ラジオメールの場合は数日から長くても数週間で読んでもらえる可能性が高く、最近の活動に対する感想をいち早く伝えることができます。

お金もかかりませんし、お手紙に比べて労力も少なく済む。しかも推しの励みにしてもらえる。これ以上ないほど「コスパの良い推し事」なのです。


2 メールを送ろう

ここまで読んで「メール送ってみよう」と思ったあなた、えらいです。
番組によってメールの送り方は大きく二つあるかと思います。ラジオ内で伝えている、もしくはHPに書かれているアドレスに直接メールする方法。

もう一つは番組でメールフォームが用意されていることもあります。音泉さんなんかはこちらの場合が多いでしょうか。まあ違いはそこだけです。
あとは自分の思いの丈を好きに書きなぐり、えいやっ!と送信します。


基本的な書き方としましては
送信先:アドレス(間違っていると届かないのでよく確認)
タイトル:(番組名・○○コーナー宛 など)

本文:
一行目にラジオネーム
二行目~ 挨拶、イベントや新曲の感想など
ノベルティなどがある場合には最後の二行に住所と名前


適切な文量はラジオによってまちまちだと思いますが、概ね十行以内の30秒前後で読んでもらえる内容が適切なんじゃないかと私は思っています。

もちろん採用度外視で大長文を送るのもありです。ラジオメールには正解があるわけじゃないので、自分が思う通りに送ってもらえればいいかと!

以下に一例を貼っておきますので、参考にしてみて下さい。

氷雨(ひさめ) on Twitter: "10/22放送分の第225回MSSTB、Radio青天井でメール読んでもらえました! 天さんがくれた出会いでめちゃくちゃ楽しい時間を過ごすことができました。 天気のいい日にまた行きたいし、この繋がりをずっと大切にしたいですね✨ #MOMO・SORA・SHIINA #青天井 https://t.co/2tbMZUw55E" / Twitter


3 採用を目指そう

メールを送るようになると採用してほしいと思うようになるのがオタクの性です。とは言え、採用に躍起になるのも考えものなので難しい所です。

私にもそういう時代がありましたし、そもそも大して採用率が高いというわけでもないので決して偉そうなことは言えないのですが、採用されずとも推しに読んでもらえるだけでOK、と考えられるようになるのが一番心理的な負担が少ない理想的な推し方だと思っています。私はその境地に至るまで二年かかりましたけどね!


その上で採用を目指すとしたら、既に採用実績のある身近なファンに聞くのが一番の近道になります。もし聞けない場合はラジオから実際に聞き取って自分で書き起こしてみるのもいいんじゃないでしょうか。

番組やパーソナリティ、作家さんによって色だったり個性だったりが異なるので一概には言えませんけれど、何度も聴いているとある程度採用されやすい人、採用されやすいメールというものが見えてきます。

文量や本文の構成、書き方といった基本的なフォーマットはある程度決まっているので、あとはこの「型」を意識して自分でも書いてみるんですね。


次に他の人と被らない話題を提供するという手です。
ライブの感想や新しいMVの感想はこぞって皆が書くので倍率が高いですが、先ほど出した一例のように推しが動画出演したからと言って、実際に山梨県丹波山まで聖地巡礼に行くオタクはあまりいません。

あとは語彙力で勝負する方法。ライブの感想や新しいMVの感想は倍率が高いと言いましたが、それでも採用される人はいるわけで、それは心のこもった「その人にしか書けない感想」だから採用されています。


最後に自分の得意分野がどこにあるのか分析するのも一考です。
私なんかはコーナー宛よりもふつおたでの採用が75%を占めているので、ふつおたに特化した方が採用される可能性が高いということになります。

最初はなかなか採用に至らないことも多いと思いますが、大事なのは数を打ち続けるか、一通一通の質を高めていくかのどちらかの根気が必要です。


最近の私はTalkingBoxで推し回が来るまでに最低一通感想を送ることを目標にしていますが、自分にできる範囲で継続することが大切だと思います。

一緒に推し事、頑張ってまいりましょう!


4 最後に心構え

推しの受け売りですが、大切なのは自分が楽しむこと。相手を楽しませたいと思うこと。どんなことでもそれを忘れてはいけないなと思っています。

あなたが感想を書きたい!と思ってメールを送ることも良いことですが、推しが話したい!と思っていそうなことを想像して送ることも大事です。

メールに限らずコミュニケーションで大切なのは思いやり。
それを忘れないように推し事に励んでいけたらなと思います!