初めてのディナーショー

ご機嫌よう、氷雨です。
11月3日(金・祝)に開催された雨宮天さんのディナーショー夜公演に参加してきました。今回はそのレポートを書いていきたいと思います。

まず何から話したものか分からないくらい、夢みたいで特別で本当に幸せな時間でした。何だろうな、忘れてたわけじゃないんだけど、改めて自分自身が雨宮天さんのどこが好きなのかを自覚させられたというか。


もちろん全部好きなことは言うまでもないんですが、僕が天さんを長年推し続けてる最大の要因は、やっぱり彼女の人間性なんだなって。気高くて凛々しくて人間味溢れていて、ファン想いだからなんですよね。

それを存分に堪能できる時間であり空間でした。

とか冷静に書いてますけど、中一日空けないとまともに記憶と感情を整理できないくらいやばかったです。特にイベント後のブログね、あれはもう駄目だって、本当に泣いちゃいますから。雨宮天さん大好き。



一応、順を追って書いていきます。

僕は往復バス付きチケットだったので、当日は東京駅のバス駐車場に集合でした。駅から少し離れており、案内表示もなかったので若干迷いました。

チケット確認後、程なくして乗車。席は決まっていて、ほぼほぼ満席でした。運転手さんと男性の添乗員さんが一名同乗。大体定刻通りに出発です。


移動中は過去のライブDVDの上映会……のはずでしたが、昼の部で電波の関係で映像が乱れることが分かったらしく、残念ながら音声だけでした。

途中、天さんの撮り下ろしのバスガイドが2回ほど流れたことと、第4回リサイタル(かな?)のお写真を使った記念乗車券がプレゼントされました。

天さんの細やかな気遣いが嬉しい……!


バス旅は道が少し混んでいたこと以外は静かで至って平和そのものでした。海老名でトイレ休憩を挿んで1時間40分程度の行程だったかと思います。

会場の大磯プリンスホテルは眺望も良く、機会があれば今度は宿泊に来たいくらいでした。地下でチケットを見せて座席券をもらい、しばし待機。


17時から入場だったわけですが、全部で38の丸テーブルがあり、各テーブルに9人で座る形になっていました。私は13卓で中央寄りのテーブル。

想定外だったのは、3連番を組んでいた友人達と自然5連番が発生したこと。まさか38ものテーブルがあって、同じ席になるとは思わず笑いました。


17時半くらいからテーブルに料理が運ばれてきます。調べれば詳しく写真を上げられている方もいらっしゃるので、僕のブログでは割愛します。

最初はそこまでの量じゃないかなと思ってたんですが、メインのサーロインを平らげる頃にはお腹がいっぱいになってました。さすがフレンチ。


食事を終えて待つこと十数分。
本日のメインイベント、雨宮天さんが後方出入口から登場。
ステージからじゃないんかい!

綺羅びやかな晴れ着(雨宮天さん公式ブログ『天模様』参照)に身を包んだ天さんはまさに女神と形容するより他なく、何ということでしょう……。
(脳内で大改造!!劇的ビフォーアフターのナレーションが流れる)



以下、セトリ。

1.初紅葉
2.恋におちて(原曲・小林明子
3.あなたに逢いたくて(原曲・松田聖子
4.永遠のAria(TFTver)
5.Pray(原曲・Tommy heavenly6
6.火花
7.Oh, it’s so dreamy!(新曲)

4・5曲目が昼夜日替わり曲だったみたいですね。
(昼は 4.PARADOX(TFTver)/5.魂のルフラン とのこと)



以下、印象的だったことを書き連ねます。

・晴れ着は成人式の時にかーちゃんにおねだりして買ってもらったウン十万するやつ(成人式行かなかったのに…笑)を実家に取りに行ったんだとか。

 10年ぶりだったので虫食いとかサイズとか大丈夫かな?と色々心配してたけど、綺麗に保管されていて今回着られて良かった!(天さん・談)


・リサイタル復刻披露ファン投票の結果は、1位が「恋におちて」2位が「あなたに逢いたくて」で、結構な票差をつけての1位・2位だったのだとか。

 この2曲が選ばれたの、青き民からのメッセージが直球ストレートすぎてね。口にしないだけでガチ恋してるの俺だけじゃないんだなって思ったよ。


・初披露カバーとなった『Pray』は自分の十八番だと思ってたけど、よく考えたら一緒にカラオケに行ってた友達の十八番だった!(面白すぎる)

・さり気なく今回のグッズのネクタイピンで、分からないように晴れ着の布と布の間にMCメモを留めてることを笑いながら話す天さん(愛おしい)


・天さん「足元とかあんまり見えてないから、足とか踏んじゃったらごめんなさい!」 ぼく(むしろ踏んで下さい……!!!)


歌唱中、MC中は何度もステージを降りて客席の間を練り歩いてくれて、手を伸ばせば触れられるんじゃないかってくらいの近い距離感でした。

アクリル板がない分、6月の10milesサイン会より近いまであった。


何だろうな。ディナーショーだから、この距離感はある程度は有り得るとは思っていました。ただ、いざ実際にその距離感を容認してくれたことは大きな一歩というか、本当に特別なことだなと思ったんです。


もちろん天さんの前後にはスタッフさんも一緒に歩いてるんですけど、そうは言っても不測の事態が絶対に起きないとは言えないわけじゃないですか。

だから天さんもスタッフさんも、本当にファンを信用してくれてるんだ、10年間の信頼関係がきちんと築けてるんだ、ってことが伝わる距離感でした。


この事実を受け止めながら、でも甘んじることはないように。

これからも良い距離感の中で、お互いを認め合って支え合える関係性でありたいなと改めて思いましたし、本当に"夢みたいで"特別な時間でした。


天さんの初めての挑戦をまたひとつ見届けられたことが、すごくすごく嬉しかったし、天さんと作る時間は僕にとって、いつだって大切な宝物です。

忘れられない思い出になりました。本当にありがとう……!


おわり。
また書きます。

自分の現在位置

LAWSON presents TrySail Live Tour 2023 "SuperBloom"は仙台公演を終え、あとは"Special Edition"と題された幕張追加公演を残すのみとなっている。

私は埼玉・福岡を除く神奈川・大阪・名古屋・宮城に参加してきた。公演数だけ見ると9公演中5公演なので大した数ではないが、参加した全ての地方公演を日帰り弾丸で帯同しているわけで、多少無理してでも参加しようと思ったのには理由があった。


私の中で、彼女達を見届ける最後のツアーになるかもしれなかったからだ。

そう考えるに至る理由を話すには少しばかり時間を遡らなければならない。
今から半年前の年度終わりの時分、推しが30歳のバースデーを控えているという事実は私自身にも変革を促す、その必要性を感じる出来事であった。


今さら推しのご報告を恐れて騒ぎ立てるような格好悪い真似はしないけれども、それでもいつか来るかもしれないその時、果たして私は正気を保っていられるのだろうか? その頃までに私は、自己変革すべきではないのだろうか?と考え始めていた。

そのためには自己の価値を見つめ直す必要があった。
もっと正確に言うならば「雨宮天さんのファンである氷雨」としてではなく「誰でもない私自身としての価値」を見つけなければいけない気がした。


私が私としてここ数年、自己肯定感を保てたのは雨宮天さんのファンとして悔いが残らないくらい全力で応援してきた、その自負があったからだ。

雨宮さんが声帯炎になって歌を披露できずにファンの前で涙を流した時、私はとてつもない無力感に押し潰されそうになった。もう5年も前の話だ。


私は自らの価値のなさ、何もできない無力な自分を突き付けられるのが人生で一番嫌なことだったのだ。だから全力で推しを笑顔にできるファンでありたかったし、そのためなら何でもする覚悟で今日まで全身全霊でもって突き進んできたつもりだ。

しかしその部分を取っ払ったら、果たして私に何が残るのか?


あの頃は純粋に推しの笑顔のために行動してきたけれど、もしかしたらそれは推しを笑顔にできる価値あるTOであるということを自分自身に証明したかっただけなのかもしれない。私はかつての自分自身にそんな猜疑心さえ抱くようになった。

とにかく私は、あくまでオタクである自身を取っ払った仕事や恋愛というプライベートの中で、自らの価値を見出す必要性を感じた。そうすれば来る日が来た時にも私は胸を張って推しのご報告を喜べるファンになれる、そんな風に思ったのだ。


仕事と恋愛というプライベートに本気を出して一定の成果を得ること。
それが半年前、私が私に課したことだった。

それがひいては常に努力し続ける雨宮さんを追いかけるファンとしても一段上のステージに上がることに繋がると思えたのだった。
しかし事はそんなに簡単ではなかった。


自分なりに色々やってみた。女心を勉強するために恋愛セミナーに参加したり、女性慣れするためにコンカフェに行ってみたり、アプリを使って実践経験を積もうとしたり。しかしながら、どれもこれも自嘲してしまうくらい上手くいかなかった。

むしろ、人間不信が加速した。
学生時代のトラウマが甦ってくる始末だ。


仕事もてんでダメだった。
自分の力ではどうにもならない所でダメなのだ。
どんなに頑張っても人が辞めていく職場に未来はない。

何度も転職を考えた。何度も何度も何度も。
転職サイトにも登録した。だが他の会社を探せば探すほど、今のステータスを捨てることを踏み止まらせた。辞めてもいいことはないように思えた。

そもそも辞めるわけにはいかなかった。恋愛市場において無職にはそれこそ何の価値もない。何より自分自身が生きていくためにお金が必要である。
ジリジリとメンタルが削れていくだけの毎日だった。


そんなある日、遂に私の世界一の推しが30歳の誕生日を迎えた。
ずっと昔、あんなに毎年誕生日を迎えることを恐れ、自分の需要を疑ってすらいたネガティブ姉さんだった彼女は、もうここには存在しなかった。

「10年前に自分が思い描いた自分を超えた」
そんな風に言える人間が、この世にどれだけいるのだろう。


そう言える推しを誇りに思えるし、自分が応援してきた9年は何も間違ってなかったんだって思える。けれど、私は私自身の人生にそうは思えない。

情けないことに、この9年の推し事の中で初めて。
「推しを推すことがつらい」と、そう思ってしまった。


ただでさえ陰キャなのに人様にまでネガティブを伝染させるような真似は絶対にしたくなかったし、何より推しが見ているかもしれない所ではなるべくいつも通りの自分で振る舞ってはいたけれど、かなり限界に近かったのかもしれない。
Google先生に「しにたい」と打ち込んでしまったのも初めての経験だった。


ライブに行けばバカほど楽しいことが分かってるのに、家を出るのがクソほど億劫になってるクソゴミメンタルにまで落ちぶれてしまった私だったけれど、仙台公演はフォロワーさんと連番しているのでブッチしては迷惑になってしまう。

何より彼は私よりも過酷な日々を送っているのに、それでも私を慕ってくれる数少ない友人の一人でした。もう彼が慕ってくれた私ではないかもしれないけれど、せめて彼をがっかりさせないように振る舞おうと思いながらを家を出た。


ライブは今までのどの公演よりも熱くて楽しくて、明るくのびのびとしたものだったと思う。特筆すべきはセトリの最終盤、アンコール一曲目に披露された「遥かな航海」だった。仙台公演のこの曲がなぜかめちゃくちゃ心に刺さった。


ほら 海に道はない
さあ 信じたルートで
はるばる続く先へ
どこまでも漕ぎ出そう

はるばる続く未来へ
いつまでも旅の途中


それは決められた道もなければ正解もない、自分が信じた道をただ歩いて積み重ねていく。どんな人も迷いながら人生という名の旅の途中にいる。
そんな風にそっと背中を押してくれているように思えたのだった。


そんな折に語られた、今ツアー初めての推しからの「お知らせ」。
それは私の誕生日に開催される「ディナーショー」の開催だった。

私は知らぬ間に両手を空高く掲げて、喜びを爆発させていた。
嬉しかった、心の底から。
誕生日に推しに会える、これ以上の幸せがこの世にあるだろうか。


まだ私は「私自身の価値」を見つけられてはいないけれど、何も始められてはいないけれど、まだ何も終わってもいない。こんな所では終われない。

これまでも数え切れないくらい推しに支えられてきたのに、また推しからの嬉しいお知らせに生きる希望をもらうことになってしまったけれど、それでもこれがまだ「旅の途中」なのだとしたら、まだ旅の終着点はここじゃないと私は思った。


もう少しだけ、頑張れそうな気がした。
もう少しだけ、見届けさせてほしい。

俺は俺自身の弱さを超えて。
推しのようにもっともっと強くて価値ある人間になる。
それが私の現在位置なのでした。

スパイ教室イベント

こんばんは、氷雨です。

年明けからミリオン9thライブ、TrySailアリーナライブ2023、そしてかのかりイベントと雨宮天さんにお会いする機会に恵まれ、2023年めっちゃいい年かもしれん!!!という胸の高鳴りが恋の発車ベルを告げている、そんな今日この頃です。

どれも楽しいイベントだったのにリアルのことや仕事のことで思考のリソースを取られるなどし、感想の記事を書けずに終わってしまっていました。


さて、先日12日に『スパイ教室』というアニメのイベントが開催されました。こちら東京・武蔵小金井の宮地楽器ホールで行われたトークイベント。

16時からの無料抽選『生オーディオコメンタリー回』
18時からの先着応募『8話~11話先行上映回』の二部制でした。


これがとんでもない神イベントでして、特に16時からの回は無料の小規模イベントということで、宛らリリースイベントの様相で当選者は150人くらいしかいなかったと思うのですが、何の巡り合わせかこちらに当選と相成りまして。

現場に居合わせることができたファンの一人として、情報を共有しなければ全青き民の損失であると感じたため、こうしてブログを書いています。


   ☆  ☆  ☆  ☆  ☆   


現地到着は15時20分頃。ホール内ではアニメ原画の展覧なども行われていたので、それらを眺めて時間を潰しつつも45分頃に入場しました。会場は1階小ホールで私は3列1番。正面に登壇ブースがあって私は左端です。まあ近いよね。

リケ恋イベント、かのかりイベントとアニメ系トークイベントには何度か参加していますが、オンラインを除くとリリイベ距離は2020年2月のPARADOXの頃まで遡りますので、久々の感覚に開演までワクワクが止まりませんでした。


開演と同時に、本日のゲストである雨宮天さん、伊藤美来さんが登壇。

「顔ちっさ!!! めっちゃ可愛い!!! いや、ていうか近っ!!!」
などと叫ぶ心の声は届かないはずですが、顔面のニコニコはどうしたって抑えられません。俺の中の能美クドリャフカが「わふー!」って言ってた。

まだ見ていない方はスパイ教室の公式Twitterをご覧になっていただきたいのですが、推しは当然今回もキャラ寄せのお衣装と髪型です。最高かよ。


スパイ教室を制作しているfeel.さんのスタジオが小金井市にあるそうで、今回そのご縁でこちらの会場でのトークイベントが決まったみたいですね。
ありがとう小金井アニメ協議会さん。ありがとうスパイ教室。

feel.さんいつもお世話になっております。wiki見てみなみけ ただいまfeel.さんで川口監督だったことに10年越しで気付きました。なつか死しそう。


オープニングトークで早速「そらっち」「みっくる」呼びが飛び出し、オタクスマイルを隠し切れませんでしたが早々にコメンタリーが始まります。

正面にスクリーンがあって、向かって上手に天さん、下手にみっくが着席し、アニメ本編の第5話『File 《灯》の時間』の上映が進んでいきます。

コメンタリーの細かい内容までは正直覚えていませんが、天さんが終始ティアさんの美脚に着目していたことは記しておきます。さすが美脚フェチ。


アニメ第5話のコメンタリーが終わりますと、続いてのコーナーは心理戦じゃんけん。
天さんとみっくが向き合って白い箱の中に手を入れ、お互いに出している手が分からない状態で心理戦を挿みながら勝負するというもの。

景品がかかっていることもあり、俄然燃え始める勝負師の天さんでしたが、みっくと向き合った途端に美しいお顔の綻びが抑え切れないご様子です。
推しを前にした俺かな?


お互いに出している手が客席にしか見えない状態なので、客席の反応を見ながら二人で会話をして心理戦を展開、最終的に二人が「セット」を宣言したら箱から手を出して決着というのが一連の流れになります。

1回戦の景品はジェラート引換券。こちらは天さんの勝利。
続く2回戦の景品はパン盛り合わせ。何度かあいこが続き、その度に再戦になるのがなかなかシュールでしたが、最終的にこの回も天さんが勝利。


最後の3回戦もあいこが続いてしまい時間の都合もあるため、天さんとみっくで普通にじゃんけん+あっち向いてほいで決着をつけることにします。

過去に同じ勝負をした際は、あっち向いてほいを回避し続けたもののじゃんけんに勝てず、結局天さんが敗北してしまうことが多かったんだとか。

女性声優二人の全力じゃんけんとあっち向いてほいが見られるのはこの現場くらいではないでしょうか。何を見せられてるんだ。だがそれがいい


結果はみっくの初勝利! 膝から崩れる天さん。
ちなみに景品は描き下ろしのスパイ教室の原画。

伊藤美来さんへというコメントの入ったグレーテがメインのイラスト原画がプレゼントされ「私が勝つことを予期して、私のために用意してくれた?」と喜ぶみっくでしたが

「そんなはずない!!! 私のも用意してあるんでしょ!!! 私にも頂戴!!! 私もほしい!!!」などと駄々をこね始める天さん。好きすぎる。


一瞬だけ舞台袖に引っ込んだ天さんが持ってきたのは、なんと自分が勝利した時のための天さんへのコメントが入ったリリィメインのイラスト原画。

「あったぁ(ロリ声)」と満面の笑みで胸に原画を抱いて現れる天さん。
原画が羨ましいと思ったかって? さすがに否定はできないよ。

「すごい、言ってみるもんだね?」と勝ったのに苦笑するみっく。
結果的に3回とも景品をゲットした天さんがさすがの勝負師でした。


最後に一言ずつ二人からの挨拶があって終了だったのですが、一時間の無料イベントにそぐわないほど大満足の内容に本当に感謝しかありません。

正直これだけでもこの日、ここに来た甲斐があったというものですが、私にはまだ18時からの上映回もあるのです。なんて素晴らしい一日なのか!


   ☆  ☆  ☆  ☆  ☆   


相互フォロワーさんが待つ向かいのイトーヨーカ堂のフードコートに移動して軽く駄弁った後、再び現場入りして入場。今度は3階の大ホールです。

フォロワーさんの一人が連番でチケットを取ってくれていたのですが、まさかのもう一人のフォロワーさんとも自然連番でさすがに笑いましたね。

退場時に気付いたんですが、何なら近くにフォロワーさんが固まってたみたいでナニコレ珍百景に登録できるレベル。こんなこともあるんですね?


で、私の席はと言えば2列20番。
1列目には誰もいなかったので実質最前です。
何ということでしょうか、この約束された勝利は。

2020年1月のミンティア事件High Tension!のサイン会以来の距離感に、私のテンションもこの2~3年で最高潮です。今日を命日にしたいまであった。


程なくして第8話からテレビ未放送の11話までの先行上映回が始まります。2列目ということでスクリーンを見上げる形になり、首が痛いのはご愛嬌。

詳細はネタバレを含むのでここには書きませんが、グレーテ編とても良かったです。5分の休憩を挟んで19時35分から出演者によるアフタートーク


天さん、みっくに続き、シークレットゲストに日笠陽子さん登場。
佐倉綾音じゃなくてごめんね!」と冒頭からキレキレなトーク

さすが過ぎます。ていうか本当にびっくりしました。
その後に登場した川口監督が非常に出づらそうで笑いましたね。


アフト―自体はスクリーンにトークのお題が提示され、継ぎ接ぎだらけで振る前からボロボロな手作りのサイコロで話す人を決めるという流れ。

途端にはしゃぐクソガキ天さん、素敵です。
どう考えてもサイコロを振る人の持ち方じゃなかった。


トークの内容としましては力を入れたシーンだとか、推しキャラだとかの話が色々と聞けたはずなのですが、如何せんロングスカートとは言え時折覗く健康的なおみ足だったり、満面の笑みでサイコロを投げる推しを距離1~2メートルで眺めていた副作用で大脳記憶中枢がイカれてしまったので記憶がありません、ご容赦下さい(オタク特有の早口)


いずれにしても神イベントだったことは疑いようもありません。
これがトータル3300円で見れて本当に良かったのでしょうか?
あと10倍は出せたね、小金井市ふるさと納税でもする???

という感じで、普段は自他ともに認める紳士である私でさえも、ここまでテンションが上がってしまうくらい素晴らしい一日だったことをここに書き留めておきたいと思います。お読みいただき、ありがとうございました!

『推し活のすゝめ』第3回

こんばんは、氷雨です。
随分間が空いてしまいましたが、久しぶりに更新していきたいと思います。
今回は「ラジオメールの送り方」についてお話していこうと思います。


目次

 

1 メールは百利あって一害なし

なぜラジオにメールを送るのか?という所から話していきたいのですが、それはもう推しにとってもファンにとってもメリットしかないからです。

推しのラジオ番組があるというのは、推しの定期的な供給を享受できる約束された利益が存在します。ただし番組の存続は約束されてはいません。


「この番組は採算が合わない」と判断されてしまったら、そのラジオは終了し改編期に別番組に……なんてこともさして珍しい話でもありません。

番組が長続きしてもらうには、多くのリスナーがいる、多くのメールが届いている、人気がある番組だということを数で示す必要があるからです。


次にお手紙に代わる推しとのコミュニケーション手段というメリット。ファンレターを送ろうとすると、便箋を用意して下書きして清書して切手を用意して、ポストや郵便局に出しに行って……となかなかの労力がかかります。

またお手紙は大抵の場合、推しの所属事務所に送ることになると思うのですが、それが推しの手元に届いて読まれるまでにはタイムラグがあります。


その点、ラジオメールの場合は数日から長くても数週間で読んでもらえる可能性が高く、最近の活動に対する感想をいち早く伝えることができます。

お金もかかりませんし、お手紙に比べて労力も少なく済む。しかも推しの励みにしてもらえる。これ以上ないほど「コスパの良い推し事」なのです。


2 メールを送ろう

ここまで読んで「メール送ってみよう」と思ったあなた、えらいです。
番組によってメールの送り方は大きく二つあるかと思います。ラジオ内で伝えている、もしくはHPに書かれているアドレスに直接メールする方法。

もう一つは番組でメールフォームが用意されていることもあります。音泉さんなんかはこちらの場合が多いでしょうか。まあ違いはそこだけです。
あとは自分の思いの丈を好きに書きなぐり、えいやっ!と送信します。


基本的な書き方としましては
送信先:アドレス(間違っていると届かないのでよく確認)
タイトル:(番組名・○○コーナー宛 など)

本文:
一行目にラジオネーム
二行目~ 挨拶、イベントや新曲の感想など
ノベルティなどがある場合には最後の二行に住所と名前


適切な文量はラジオによってまちまちだと思いますが、概ね十行以内の30秒前後で読んでもらえる内容が適切なんじゃないかと私は思っています。

もちろん採用度外視で大長文を送るのもありです。ラジオメールには正解があるわけじゃないので、自分が思う通りに送ってもらえればいいかと!

以下に一例を貼っておきますので、参考にしてみて下さい。

氷雨(ひさめ) on Twitter: "10/22放送分の第225回MSSTB、Radio青天井でメール読んでもらえました! 天さんがくれた出会いでめちゃくちゃ楽しい時間を過ごすことができました。 天気のいい日にまた行きたいし、この繋がりをずっと大切にしたいですね✨ #MOMO・SORA・SHIINA #青天井 https://t.co/2tbMZUw55E" / Twitter


3 採用を目指そう

メールを送るようになると採用してほしいと思うようになるのがオタクの性です。とは言え、採用に躍起になるのも考えものなので難しい所です。

私にもそういう時代がありましたし、そもそも大して採用率が高いというわけでもないので決して偉そうなことは言えないのですが、採用されずとも推しに読んでもらえるだけでOK、と考えられるようになるのが一番心理的な負担が少ない理想的な推し方だと思っています。私はその境地に至るまで二年かかりましたけどね!


その上で採用を目指すとしたら、既に採用実績のある身近なファンに聞くのが一番の近道になります。もし聞けない場合はラジオから実際に聞き取って自分で書き起こしてみるのもいいんじゃないでしょうか。

番組やパーソナリティ、作家さんによって色だったり個性だったりが異なるので一概には言えませんけれど、何度も聴いているとある程度採用されやすい人、採用されやすいメールというものが見えてきます。

文量や本文の構成、書き方といった基本的なフォーマットはある程度決まっているので、あとはこの「型」を意識して自分でも書いてみるんですね。


次に他の人と被らない話題を提供するという手です。
ライブの感想や新しいMVの感想はこぞって皆が書くので倍率が高いですが、先ほど出した一例のように推しが動画出演したからと言って、実際に山梨県丹波山まで聖地巡礼に行くオタクはあまりいません。

あとは語彙力で勝負する方法。ライブの感想や新しいMVの感想は倍率が高いと言いましたが、それでも採用される人はいるわけで、それは心のこもった「その人にしか書けない感想」だから採用されています。


最後に自分の得意分野がどこにあるのか分析するのも一考です。
私なんかはコーナー宛よりもふつおたでの採用が75%を占めているので、ふつおたに特化した方が採用される可能性が高いということになります。

最初はなかなか採用に至らないことも多いと思いますが、大事なのは数を打ち続けるか、一通一通の質を高めていくかのどちらかの根気が必要です。


最近の私はTalkingBoxで推し回が来るまでに最低一通感想を送ることを目標にしていますが、自分にできる範囲で継続することが大切だと思います。

一緒に推し事、頑張ってまいりましょう!


4 最後に心構え

推しの受け売りですが、大切なのは自分が楽しむこと。相手を楽しませたいと思うこと。どんなことでもそれを忘れてはいけないなと思っています。

あなたが感想を書きたい!と思ってメールを送ることも良いことですが、推しが話したい!と思っていそうなことを想像して送ることも大事です。

メールに限らずコミュニケーションで大切なのは思いやり。
それを忘れないように推し事に励んでいけたらなと思います!

最近思ったこと雑記

こんばんは、氷雨です。
2022年の総まとめというか総決算的なブログを書こうと思っていたら、師走に体調を崩してそのまま弊社繁忙に突入してしまって叶いませんでした。

あろうことか、レンカノを借りた話が約2ヶ月もブログのトップに君臨してしまうという不本意な状況のまま年を越してしまったわけで、しかも困ったことに結構読まれてるみたいなんですよね、この記事。いや、何でだよ。


そんなこんなで遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。本年も気ままに更新していくつもりなので、期待はしないで下さい。

さて、本年の推し事始めとしまして、日本武道館で開催されたアイドルマスターミリオンライブ! 9thLIVE ChoruSp@rkle!! Day2に参加してきました。


私がアイマスに触れたのは2013年で、ミリオンには2014年から一ファンをやらせてもらっていて、アイマスの歴史の中では後発組だったにも関わらず、ミリオンでは古参という面白い立場を享受していますが、まあそんなことはどうでも良くて。

私はずっと思ってたんですが、如月千早しかり、北沢志保しかり。
「どうしてこの子にこんな重荷を背負わせたんだろう?」って。


キャラクターの一人ひとりにトップアイドルを目指す理由があり、それぞれのバックボーンがあって、当然それは作り込まれた設定であるわけです。

それは単に「輝く姿が憧れだった」でも良かったはずなのに、この二人のキャラクターは過酷な運命と他者を寄せ付けない孤独を抱えていました。
こんなけったいなもんを背負わせた運営側はふざけんなよと。


16歳、あるいは14歳の少女に背負わせるにはあまりに重すぎる。だからこそ放っておけなかったし、彼女たちを幸せにしたかったんだと思います。

ファンは推しに似るとか、Pは担当に似るとかよく言いますけど、結局のところ私自身が面倒くさいから、面倒くさい女が好きなんだと思います。


誰よりも笑顔でいてほしい、幸せでいてほしいという重い想いが私の原動力なのですが、それはつまり解釈の衝突が起きると諸刃の剣にもなるわけで。

その時の私は自分なりにケジメはつけなきゃいけなかった。
嫌いになったからじゃなくて、大好きだからこそ距離を置く。

「ようわからんカップルの痴話喧嘩か???」って話ですよね。
笑っちゃいますよ、本当。オタクって面倒くせえな。


好きなものを否定しづらい空気ってありますよね。熱量のあるコミュニティに身を置き、多くの仲間を作ってしまうと余計に反対意見を言いにくい。

本来そういった少数派の意見や感想を自由に放流していい、とまでは言わずともそこまで気にも留めなかったはずのSNSが、コロナ禍になって応援する人とされる人の距離感が相対的に近付いたことで、そうではなくなった。


もしかしたら推しが自分のツイートを見てるかもしれない。
少し前なら考えもしなかったことが、あり得ることになった。

それがいいとか悪いとか論じたいんじゃないのでそこは置いておいて、結果的に今現在のSNSはそういう場所になっている。もはや公共の場ですよ。


時間も限られてるし、余計なこと言って炎上して嫌な気持ちになるくらいなら黙っとこうってのは当然かもしれないけど、本当にそれでいいのかなとか。

イエスマンしかいない会社がヤバいのと同じで、全肯定しかしないファンもどうなんだろうって思うけど、批判的な意見を推しに見せたいわけではない。


でも何かを成すということは絶対に肯定意見だけであるはずがない。
否定意見がゼロであるなんてことはあり得ない話なわけで、それを潰してしまうことは却ってマイナスにすらなる場合もあるわけです。

何が言いたいのかというと、演者に対してダイレクトに伝わる言葉はプラスのものだけでいいと思います。ただし運営にはマイナス点も伝えていく必要がある。それが本来のあるべき姿なのかな、と私は思っています。


いやあ、息が詰まりますね。ほんと難しいです。
ただ私自身の原点に帰るとするなら、人にどう思われるかよりもどうやって心を動かすか、だと思ってはいるので。考えて考えて、行動して変える。

そこのバランス感覚はこれからもしっかり持っておかなきゃいけない。
その上で良いものは良い、良くないものは良くないって言いたい。
疲れるからやめとこう、としがちな最近の自分への戒めも兼ねてね。


色々と話が脱線してしまいましたが、ミリオン9thライブとても良かったです。これがミリオンライブだよな!って感じられる部分が随所にあって。

あとやっぱり私は全体曲に始まりしっかりソロパートがあって、新旧のユニット曲のパートを挿み最後に全体曲で締めるっていう王道中の王道の演出が好みなんだなと気付かされました。この辺は3rdや5thの構成に近かったかな?


まもなく10周年を迎えるにあたり、演者の皆さんの表情がとても晴れ晴れと凛としていたのが印象的でした。自信に裏打ちされた心の強さを感じた。

ミリオンライブは止まらない、本当にその言葉の通り彼女たちならどこまでも、どこへでもいけるんじゃないかと感じさせてくれるライブでした。

10年間キャラクターに寄り添いながら、私達ファンとともに歩んでくれた演者の皆さん、スタッフの皆さんには本当に感謝の言葉しかありません。


そして志保さんの色をこれからも探していきたいと言ってくれた天さん。
あなたが志保さんで良かった。心の底からそう思います。

あなた色に染められてからもう10年です。
ずっと好きでいさせてくれてありがとうございます。

志保さんのことも天さんのことも、これからも応援し続けていきます。
志保さん、ちょっと早いけど誕生日おめでとう。