スパイ教室イベント

こんばんは、氷雨です。

年明けからミリオン9thライブ、TrySailアリーナライブ2023、そしてかのかりイベントと雨宮天さんにお会いする機会に恵まれ、2023年めっちゃいい年かもしれん!!!という胸の高鳴りが恋の発車ベルを告げている、そんな今日この頃です。

どれも楽しいイベントだったのにリアルのことや仕事のことで思考のリソースを取られるなどし、感想の記事を書けずに終わってしまっていました。


さて、先日12日に『スパイ教室』というアニメのイベントが開催されました。こちら東京・武蔵小金井の宮地楽器ホールで行われたトークイベント。

16時からの無料抽選『生オーディオコメンタリー回』
18時からの先着応募『8話~11話先行上映回』の二部制でした。


これがとんでもない神イベントでして、特に16時からの回は無料の小規模イベントということで、宛らリリースイベントの様相で当選者は150人くらいしかいなかったと思うのですが、何の巡り合わせかこちらに当選と相成りまして。

現場に居合わせることができたファンの一人として、情報を共有しなければ全青き民の損失であると感じたため、こうしてブログを書いています。


   ☆  ☆  ☆  ☆  ☆   


現地到着は15時20分頃。ホール内ではアニメ原画の展覧なども行われていたので、それらを眺めて時間を潰しつつも45分頃に入場しました。会場は1階小ホールで私は3列1番。正面に登壇ブースがあって私は左端です。まあ近いよね。

リケ恋イベント、かのかりイベントとアニメ系トークイベントには何度か参加していますが、オンラインを除くとリリイベ距離は2020年2月のPARADOXの頃まで遡りますので、久々の感覚に開演までワクワクが止まりませんでした。


開演と同時に、本日のゲストである雨宮天さん、伊藤美来さんが登壇。

「顔ちっさ!!! めっちゃ可愛い!!! いや、ていうか近っ!!!」
などと叫ぶ心の声は届かないはずですが、顔面のニコニコはどうしたって抑えられません。俺の中の能美クドリャフカが「わふー!」って言ってた。

まだ見ていない方はスパイ教室の公式Twitterをご覧になっていただきたいのですが、推しは当然今回もキャラ寄せのお衣装と髪型です。最高かよ。


スパイ教室を制作しているfeel.さんのスタジオが小金井市にあるそうで、今回そのご縁でこちらの会場でのトークイベントが決まったみたいですね。
ありがとう小金井アニメ協議会さん。ありがとうスパイ教室。

feel.さんいつもお世話になっております。wiki見てみなみけ ただいまfeel.さんで川口監督だったことに10年越しで気付きました。なつか死しそう。


オープニングトークで早速「そらっち」「みっくる」呼びが飛び出し、オタクスマイルを隠し切れませんでしたが早々にコメンタリーが始まります。

正面にスクリーンがあって、向かって上手に天さん、下手にみっくが着席し、アニメ本編の第5話『File 《灯》の時間』の上映が進んでいきます。

コメンタリーの細かい内容までは正直覚えていませんが、天さんが終始ティアさんの美脚に着目していたことは記しておきます。さすが美脚フェチ。


アニメ第5話のコメンタリーが終わりますと、続いてのコーナーは心理戦じゃんけん。
天さんとみっくが向き合って白い箱の中に手を入れ、お互いに出している手が分からない状態で心理戦を挿みながら勝負するというもの。

景品がかかっていることもあり、俄然燃え始める勝負師の天さんでしたが、みっくと向き合った途端に美しいお顔の綻びが抑え切れないご様子です。
推しを前にした俺かな?


お互いに出している手が客席にしか見えない状態なので、客席の反応を見ながら二人で会話をして心理戦を展開、最終的に二人が「セット」を宣言したら箱から手を出して決着というのが一連の流れになります。

1回戦の景品はジェラート引換券。こちらは天さんの勝利。
続く2回戦の景品はパン盛り合わせ。何度かあいこが続き、その度に再戦になるのがなかなかシュールでしたが、最終的にこの回も天さんが勝利。


最後の3回戦もあいこが続いてしまい時間の都合もあるため、天さんとみっくで普通にじゃんけん+あっち向いてほいで決着をつけることにします。

過去に同じ勝負をした際は、あっち向いてほいを回避し続けたもののじゃんけんに勝てず、結局天さんが敗北してしまうことが多かったんだとか。

女性声優二人の全力じゃんけんとあっち向いてほいが見られるのはこの現場くらいではないでしょうか。何を見せられてるんだ。だがそれがいい


結果はみっくの初勝利! 膝から崩れる天さん。
ちなみに景品は描き下ろしのスパイ教室の原画。

伊藤美来さんへというコメントの入ったグレーテがメインのイラスト原画がプレゼントされ「私が勝つことを予期して、私のために用意してくれた?」と喜ぶみっくでしたが

「そんなはずない!!! 私のも用意してあるんでしょ!!! 私にも頂戴!!! 私もほしい!!!」などと駄々をこね始める天さん。好きすぎる。


一瞬だけ舞台袖に引っ込んだ天さんが持ってきたのは、なんと自分が勝利した時のための天さんへのコメントが入ったリリィメインのイラスト原画。

「あったぁ(ロリ声)」と満面の笑みで胸に原画を抱いて現れる天さん。
原画が羨ましいと思ったかって? さすがに否定はできないよ。

「すごい、言ってみるもんだね?」と勝ったのに苦笑するみっく。
結果的に3回とも景品をゲットした天さんがさすがの勝負師でした。


最後に一言ずつ二人からの挨拶があって終了だったのですが、一時間の無料イベントにそぐわないほど大満足の内容に本当に感謝しかありません。

正直これだけでもこの日、ここに来た甲斐があったというものですが、私にはまだ18時からの上映回もあるのです。なんて素晴らしい一日なのか!


   ☆  ☆  ☆  ☆  ☆   


相互フォロワーさんが待つ向かいのイトーヨーカ堂のフードコートに移動して軽く駄弁った後、再び現場入りして入場。今度は3階の大ホールです。

フォロワーさんの一人が連番でチケットを取ってくれていたのですが、まさかのもう一人のフォロワーさんとも自然連番でさすがに笑いましたね。

退場時に気付いたんですが、何なら近くにフォロワーさんが固まってたみたいでナニコレ珍百景に登録できるレベル。こんなこともあるんですね?


で、私の席はと言えば2列20番。
1列目には誰もいなかったので実質最前です。
何ということでしょうか、この約束された勝利は。

2020年1月のミンティア事件High Tension!のサイン会以来の距離感に、私のテンションもこの2~3年で最高潮です。今日を命日にしたいまであった。


程なくして第8話からテレビ未放送の11話までの先行上映回が始まります。2列目ということでスクリーンを見上げる形になり、首が痛いのはご愛嬌。

詳細はネタバレを含むのでここには書きませんが、グレーテ編とても良かったです。5分の休憩を挟んで19時35分から出演者によるアフタートーク


天さん、みっくに続き、シークレットゲストに日笠陽子さん登場。
佐倉綾音じゃなくてごめんね!」と冒頭からキレキレなトーク

さすが過ぎます。ていうか本当にびっくりしました。
その後に登場した川口監督が非常に出づらそうで笑いましたね。


アフト―自体はスクリーンにトークのお題が提示され、継ぎ接ぎだらけで振る前からボロボロな手作りのサイコロで話す人を決めるという流れ。

途端にはしゃぐクソガキ天さん、素敵です。
どう考えてもサイコロを振る人の持ち方じゃなかった。


トークの内容としましては力を入れたシーンだとか、推しキャラだとかの話が色々と聞けたはずなのですが、如何せんロングスカートとは言え時折覗く健康的なおみ足だったり、満面の笑みでサイコロを投げる推しを距離1~2メートルで眺めていた副作用で大脳記憶中枢がイカれてしまったので記憶がありません、ご容赦下さい(オタク特有の早口)


いずれにしても神イベントだったことは疑いようもありません。
これがトータル3300円で見れて本当に良かったのでしょうか?
あと10倍は出せたね、小金井市ふるさと納税でもする???

という感じで、普段は自他ともに認める紳士である私でさえも、ここまでテンションが上がってしまうくらい素晴らしい一日だったことをここに書き留めておきたいと思います。お読みいただき、ありがとうございました!

『推し活のすゝめ』第3回

こんばんは、氷雨です。
随分間が空いてしまいましたが、久しぶりに更新していきたいと思います。
今回は「ラジオメールの送り方」についてお話していこうと思います。


目次

 

1 メールは百利あって一害なし

なぜラジオにメールを送るのか?という所から話していきたいのですが、それはもう推しにとってもファンにとってもメリットしかないからです。

推しのラジオ番組があるというのは、推しの定期的な供給を享受できる約束された利益が存在します。ただし番組の存続は約束されてはいません。


「この番組は採算が合わない」と判断されてしまったら、そのラジオは終了し改編期に別番組に……なんてこともさして珍しい話でもありません。

番組が長続きしてもらうには、多くのリスナーがいる、多くのメールが届いている、人気がある番組だということを数で示す必要があるからです。


次にお手紙に代わる推しとのコミュニケーション手段というメリット。ファンレターを送ろうとすると、便箋を用意して下書きして清書して切手を用意して、ポストや郵便局に出しに行って……となかなかの労力がかかります。

またお手紙は大抵の場合、推しの所属事務所に送ることになると思うのですが、それが推しの手元に届いて読まれるまでにはタイムラグがあります。


その点、ラジオメールの場合は数日から長くても数週間で読んでもらえる可能性が高く、最近の活動に対する感想をいち早く伝えることができます。

お金もかかりませんし、お手紙に比べて労力も少なく済む。しかも推しの励みにしてもらえる。これ以上ないほど「コスパの良い推し事」なのです。


2 メールを送ろう

ここまで読んで「メール送ってみよう」と思ったあなた、えらいです。
番組によってメールの送り方は大きく二つあるかと思います。ラジオ内で伝えている、もしくはHPに書かれているアドレスに直接メールする方法。

もう一つは番組でメールフォームが用意されていることもあります。音泉さんなんかはこちらの場合が多いでしょうか。まあ違いはそこだけです。
あとは自分の思いの丈を好きに書きなぐり、えいやっ!と送信します。


基本的な書き方としましては
送信先:アドレス(間違っていると届かないのでよく確認)
タイトル:(番組名・○○コーナー宛 など)

本文:
一行目にラジオネーム
二行目~ 挨拶、イベントや新曲の感想など
ノベルティなどがある場合には最後の二行に住所と名前


適切な文量はラジオによってまちまちだと思いますが、概ね十行以内の30秒前後で読んでもらえる内容が適切なんじゃないかと私は思っています。

もちろん採用度外視で大長文を送るのもありです。ラジオメールには正解があるわけじゃないので、自分が思う通りに送ってもらえればいいかと!

以下に一例を貼っておきますので、参考にしてみて下さい。

氷雨(ひさめ) on Twitter: "10/22放送分の第225回MSSTB、Radio青天井でメール読んでもらえました! 天さんがくれた出会いでめちゃくちゃ楽しい時間を過ごすことができました。 天気のいい日にまた行きたいし、この繋がりをずっと大切にしたいですね✨ #MOMO・SORA・SHIINA #青天井 https://t.co/2tbMZUw55E" / Twitter


3 採用を目指そう

メールを送るようになると採用してほしいと思うようになるのがオタクの性です。とは言え、採用に躍起になるのも考えものなので難しい所です。

私にもそういう時代がありましたし、そもそも大して採用率が高いというわけでもないので決して偉そうなことは言えないのですが、採用されずとも推しに読んでもらえるだけでOK、と考えられるようになるのが一番心理的な負担が少ない理想的な推し方だと思っています。私はその境地に至るまで二年かかりましたけどね!


その上で採用を目指すとしたら、既に採用実績のある身近なファンに聞くのが一番の近道になります。もし聞けない場合はラジオから実際に聞き取って自分で書き起こしてみるのもいいんじゃないでしょうか。

番組やパーソナリティ、作家さんによって色だったり個性だったりが異なるので一概には言えませんけれど、何度も聴いているとある程度採用されやすい人、採用されやすいメールというものが見えてきます。

文量や本文の構成、書き方といった基本的なフォーマットはある程度決まっているので、あとはこの「型」を意識して自分でも書いてみるんですね。


次に他の人と被らない話題を提供するという手です。
ライブの感想や新しいMVの感想はこぞって皆が書くので倍率が高いですが、先ほど出した一例のように推しが動画出演したからと言って、実際に山梨県丹波山まで聖地巡礼に行くオタクはあまりいません。

あとは語彙力で勝負する方法。ライブの感想や新しいMVの感想は倍率が高いと言いましたが、それでも採用される人はいるわけで、それは心のこもった「その人にしか書けない感想」だから採用されています。


最後に自分の得意分野がどこにあるのか分析するのも一考です。
私なんかはコーナー宛よりもふつおたでの採用が75%を占めているので、ふつおたに特化した方が採用される可能性が高いということになります。

最初はなかなか採用に至らないことも多いと思いますが、大事なのは数を打ち続けるか、一通一通の質を高めていくかのどちらかの根気が必要です。


最近の私はTalkingBoxで推し回が来るまでに最低一通感想を送ることを目標にしていますが、自分にできる範囲で継続することが大切だと思います。

一緒に推し事、頑張ってまいりましょう!


4 最後に心構え

推しの受け売りですが、大切なのは自分が楽しむこと。相手を楽しませたいと思うこと。どんなことでもそれを忘れてはいけないなと思っています。

あなたが感想を書きたい!と思ってメールを送ることも良いことですが、推しが話したい!と思っていそうなことを想像して送ることも大事です。

メールに限らずコミュニケーションで大切なのは思いやり。
それを忘れないように推し事に励んでいけたらなと思います!

最近思ったこと雑記

こんばんは、氷雨です。
2022年の総まとめというか総決算的なブログを書こうと思っていたら、師走に体調を崩してそのまま弊社繁忙に突入してしまって叶いませんでした。

あろうことか、レンカノを借りた話が約2ヶ月もブログのトップに君臨してしまうという不本意な状況のまま年を越してしまったわけで、しかも困ったことに結構読まれてるみたいなんですよね、この記事。いや、何でだよ。


そんなこんなで遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。本年も気ままに更新していくつもりなので、期待はしないで下さい。

さて、本年の推し事始めとしまして、日本武道館で開催されたアイドルマスターミリオンライブ! 9thLIVE ChoruSp@rkle!! Day2に参加してきました。


私がアイマスに触れたのは2013年で、ミリオンには2014年から一ファンをやらせてもらっていて、アイマスの歴史の中では後発組だったにも関わらず、ミリオンでは古参という面白い立場を享受していますが、まあそんなことはどうでも良くて。

私はずっと思ってたんですが、如月千早しかり、北沢志保しかり。
「どうしてこの子にこんな重荷を背負わせたんだろう?」って。


キャラクターの一人ひとりにトップアイドルを目指す理由があり、それぞれのバックボーンがあって、当然それは作り込まれた設定であるわけです。

それは単に「輝く姿が憧れだった」でも良かったはずなのに、この二人のキャラクターは過酷な運命と他者を寄せ付けない孤独を抱えていました。
こんなけったいなもんを背負わせた運営側はふざけんなよと。


16歳、あるいは14歳の少女に背負わせるにはあまりに重すぎる。だからこそ放っておけなかったし、彼女たちを幸せにしたかったんだと思います。

ファンは推しに似るとか、Pは担当に似るとかよく言いますけど、結局のところ私自身が面倒くさいから、面倒くさい女が好きなんだと思います。


誰よりも笑顔でいてほしい、幸せでいてほしいという重い想いが私の原動力なのですが、それはつまり解釈の衝突が起きると諸刃の剣にもなるわけで。

その時の私は自分なりにケジメはつけなきゃいけなかった。
嫌いになったからじゃなくて、大好きだからこそ距離を置く。

「ようわからんカップルの痴話喧嘩か???」って話ですよね。
笑っちゃいますよ、本当。オタクって面倒くせえな。


好きなものを否定しづらい空気ってありますよね。熱量のあるコミュニティに身を置き、多くの仲間を作ってしまうと余計に反対意見を言いにくい。

本来そういった少数派の意見や感想を自由に放流していい、とまでは言わずともそこまで気にも留めなかったはずのSNSが、コロナ禍になって応援する人とされる人の距離感が相対的に近付いたことで、そうではなくなった。


もしかしたら推しが自分のツイートを見てるかもしれない。
少し前なら考えもしなかったことが、あり得ることになった。

それがいいとか悪いとか論じたいんじゃないのでそこは置いておいて、結果的に今現在のSNSはそういう場所になっている。もはや公共の場ですよ。


時間も限られてるし、余計なこと言って炎上して嫌な気持ちになるくらいなら黙っとこうってのは当然かもしれないけど、本当にそれでいいのかなとか。

イエスマンしかいない会社がヤバいのと同じで、全肯定しかしないファンもどうなんだろうって思うけど、批判的な意見を推しに見せたいわけではない。


でも何かを成すということは絶対に肯定意見だけであるはずがない。
否定意見がゼロであるなんてことはあり得ない話なわけで、それを潰してしまうことは却ってマイナスにすらなる場合もあるわけです。

何が言いたいのかというと、演者に対してダイレクトに伝わる言葉はプラスのものだけでいいと思います。ただし運営にはマイナス点も伝えていく必要がある。それが本来のあるべき姿なのかな、と私は思っています。


いやあ、息が詰まりますね。ほんと難しいです。
ただ私自身の原点に帰るとするなら、人にどう思われるかよりもどうやって心を動かすか、だと思ってはいるので。考えて考えて、行動して変える。

そこのバランス感覚はこれからもしっかり持っておかなきゃいけない。
その上で良いものは良い、良くないものは良くないって言いたい。
疲れるからやめとこう、としがちな最近の自分への戒めも兼ねてね。


色々と話が脱線してしまいましたが、ミリオン9thライブとても良かったです。これがミリオンライブだよな!って感じられる部分が随所にあって。

あとやっぱり私は全体曲に始まりしっかりソロパートがあって、新旧のユニット曲のパートを挿み最後に全体曲で締めるっていう王道中の王道の演出が好みなんだなと気付かされました。この辺は3rdや5thの構成に近かったかな?


まもなく10周年を迎えるにあたり、演者の皆さんの表情がとても晴れ晴れと凛としていたのが印象的でした。自信に裏打ちされた心の強さを感じた。

ミリオンライブは止まらない、本当にその言葉の通り彼女たちならどこまでも、どこへでもいけるんじゃないかと感じさせてくれるライブでした。

10年間キャラクターに寄り添いながら、私達ファンとともに歩んでくれた演者の皆さん、スタッフの皆さんには本当に感謝の言葉しかありません。


そして志保さんの色をこれからも探していきたいと言ってくれた天さん。
あなたが志保さんで良かった。心の底からそう思います。

あなた色に染められてからもう10年です。
ずっと好きでいさせてくれてありがとうございます。

志保さんのことも天さんのことも、これからも応援し続けていきます。
志保さん、ちょっと早いけど誕生日おめでとう。

レンカノを借りた話

こんばんは、氷雨です。
皆さんは「レンタル彼女」というサービスをご存知でしょうか?
彼女代行サービス、要するに恋人気分を味わえるサービスです。

「うわ、そんなの使ってんのかよ。きめえ!!!」という罵倒が聞こえてきそうですが、まあちょっと待って下さい。ひとまず話を聞いてほしい。
確かに30代異常独身男性ですから、キモいのは認めましょう。


しかし私なりに今後の人生を真剣に考えた結果、ちゃんと目的を持って利用すれば得難い経験になる。あくまで格好いい男になるための自己投資。
決して虚しさを埋めるためだとか、不埒な考えからでもない。

過去のトラウマと向き合い、男としての自信を得ること。女の子をちゃんとエスコートできる男になること。今後予想されるリアルリリイベや推しとの接近戦を前にしても堂々とした推しに相応しいオタクになること。


そのための経験を得ることが私の目的です。
一番格好悪いのは、周りや世の中を呪って何もしない事です。

男として生まれたのに女の子の一人すら幸せにできない人生なんて絶対嫌だ。
それは推しだろうとレンカノだろうと本当の彼女だろうと同じなのでは……?


そもそも私がレンカノを認知したのは『彼女、お借りします』という宮島礼吏先生の原作漫画が世に出始めた、2017~2018年頃のことでした。

おそらく初めての題材を使った恋愛コメディ、これは次に「流行る」作品になるに違いない!とオタクの野生の勘がびんびん来ていました。


もちろん番宣CMでヒロインの水原千鶴に声をあてていたのが声優の雨宮天さんだったことも、この作品に興味を持った理由の一つではあります。

ですが、当時の私はレンカノを実際に利用してみよう、などとは露ほども考えてませんでした。むしろ利用する男の気が知れないと思ってました。


「俺だって本気を出せば彼女くらい作れるわ!」
「ていうか実際はやばい商売なんじゃねーの?」
「お金払ってデートだけってコスパ悪すぎない?」

そう思っていた20代中盤が僕にもありました。

それから5年、天さんのオタクとしては何の悔いも残らないくらい、全力で推し事に励んできた自負はあります。一人のファンとして何ができるのか、どうしたら天さんに喜んでもらえるのかをずっと考え続けてきました。


それはこれからもきっと変わらないし、変えるつもりもありません。
けれど、たぶんそれだけじゃ、ここから先は自分の殻を破れない。

そう思った時、最初に述べさせてもらった考えに至ったわけです。
前置きが長くなりましたが、では本題に入っていこうかと思います。


   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   


詳細は伏せますが、利用したのは老舗かつ大手のレンカノ会社です。
色んな情報を集めて検討した結果、ここが一番「レンタル彼女」を斡旋する会社として研修が行き届いており、質がいいと判断したからです。

選んだ女の子はデビューしたばかりの新人の女の子でした。
仕事に慣れた人気の「プロ」感がある子よりも、この仕事に染まり切っていない子の方が、私自身も少しは緊張が和らぐかな?と思ったからです。


設定したのは都内某所を散策しながらめぐるカフェデート。
先ほど申し上げたレンカノ会社に登録し、いざ申し込み!

希望日程の調整が行われ、お互いに都合が合えば成立です。
相手の女の子からメールが入るようになり、簡単な自己紹介から始まって、当日までデートの打ち合わせや相談ができるシステムになっています。


会社のHPにはメル友としての使用は想定していませんと注意書きがありますが、想像以上にめっちゃメールが来ます。何だこれ、神対応か……?

相手の女の子に依るかもしれないので一概には言えませんが、少なくとも私が選んだ女の子はめっちゃメールを返してくれました。なんていい子。


何度かやり取りを繰り返しながら、遂に当日を迎えました。
緊張半端ない。推しのサイン会と同じくらい緊張したけど?

「今日の俺は格好いい、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ……。」
自己肯定感ゼロの限界オタク、必死に自己暗示をかけました。


ひとまず、こちらが指定した待ち合わせ場所に向かいます。
日曜の天気のいい昼下がり、結構な人出が街に溢れています。

お互いに格好を伝えていたので程なくして合流できました。

早速連れ立って移動開始。一応デートコースの動線は頭に叩き込んでは来たものの、オタクはオシャンなカフェの場所なんて馴染みがないのだ。


無事に迷わず到着しました、開始早々の失点は何とか回避。
お互いに気になっていた甘味を注文し、会話を楽しみます。
5分か10分で甘味と飲み物が運ばれてきます。うん、美味しそう。

「一口いかがですか?」
「あ、いいんですか? じゃあ、いただきます」


……や、いいのか!? 本当にいいのか!?!?
デートなんだからこれが普通、これが普通なんだよ……。

ありったけの平常心をかき集めて冷静に振る舞いました。
何の味もしなかったね。マジで味が分からん!!!


必死に捻り出してそれっぽい感想を口にしましたが、正直何て言ったか自分でも覚えてません。甘いか渋いか、温かいか冷たいかしか分かんない。

年齢=彼女いない歴の限界オタクを舐めんなよ……?(震え声)
脳内でパトラッシュが悲しげな顔をしていたような気がします。


意外にボリュームがあったので、思っていたより食べ終わるのに時間がかかりました。
想定時間をオーバーしていたので、会話もそこそこに退店。

散歩がてら移動しながら、気になるお店を見て回りました。
30分程度かけて歩くと、最終目的地の大きな雑貨屋さんを発見。


なぜか脳内を流れていく『ザナルカンドにて。』
最後かもしれないだろ? だから、全部話しておきたいんだ……。

いやいや、終わってどうすんだ。頑張れ俺。負けるな俺。
雑貨屋さんをゆっくり一回り。普段目にしないような物が沢山。


ここまでで予定時間に達したので、LINEを交換して解散となりました。
これで次回以降は直接デートの相談ができるシステムなわけですね。

やりおる……沼が深いぞ、これは……。
や、正直めちゃくちゃ満足度が高いサービスです。何これ、チョロい。


ゴミを見るような冷たい視線ではなく、終始好意的に接してくれるので涙が出るほど素晴らしい。リピーターになる和也の気持ちが分かったぜ……。

レンカノもかのかりも、全力で応援していきたいなと思いました。
もちろん自分自身もちゃんと成長していかなくてはなりませんが。

異常、じゃなかった。以上、レンカノ体験レポートでした!!!

Piacere! 渋谷公演Day2

こんばんは、氷雨です。
10/29(土) 17:00開演『LAWSON presents 麻倉もも Live Tour 2022 Piacere!』渋谷公演Day2に参加してきました。今回はその感想記事となります。

以下、公演に関するネタバレ等を含みます。
またこの感想記事はあくまでも私から見た麻倉ももさんというスタンスになりますので、その点を踏まえて読んでいただけると嬉しく思います。


私個人としては、麻倉ももさんのソロライブは2018年11月に舞浜アンフィシアターで開催された『Peachy!』千秋楽以来、約4年ぶりの参加でした。
『Agapanthus』は横浜公演に行く予定でしたが幻となってしまいましたし、今回のツアーは皆さんの感想を拝見してとても楽しみにしていました。


以下、今公演のセットリストとなります。

1. ネムイケド
2. Good Job!
3. カラフル
4. シュークリーム
5. Love me, Choose me
6. ふたりシグナル
7. フラワーズ

8. eclatante
9. ユメシンデレラ
10. monologue
11. あしあと
12. 明日は君と。
13. Run for you
14. Fanfare!!
15. 満開スケジュール
16. ピンキーフック

EN
17. プリンセスじゃなくても
18. 恋のプレリュード
19. 彩色硝子

日替わり曲は2、14、18曲目かな?
他公演のセトリをあまり見ていないので違ったらすみません。


2018年『Peachy!』の頃に私が感じていたのは、麻倉ももさんはめちゃくちゃ可愛いけれども、率直に言って雨宮天さんのライブで感じられるような魂の震えは感じられなかった、ということでした。

それは私が雨宮天さんのオタクとしての贔屓目かもしれないし、楽曲の好みなのかもしれないし、彼女自身の声優・アーティストとして本気度の見え方とか、色んな複合的な理由があると思うんです。


雨宮さんや夏川さんの楽曲は尖ったものが多く、御本人の好みが非常に分かりやすいという特徴がある。逆に言えば結構人を選ぶはずです。好きな人には刺さるけど、好みでない人は全然刺さらない。

それは世界観が確立されているからです。麻倉ももさんの曲は人を選ばないけど、だからこそこの曲を麻倉ももさんが歌う理由が見えてこなかった。


私の不勉強かもしれませんが、当時の麻倉さんのやりたいこと、彼女の世界観や色の部分をもっと感じたい、という点でパンチが不足してたんです。

そしてファンとの関係性や距離感を(たぶん彼女自身も)掴みあぐねていたことが一番大きかったんじゃないかなと勝手に思っています。いました。


しかし今私が書いたことの全部、昨日の公演では綺麗さっぱり洗い流されました。麻倉ももさんだからできること、麻倉ももさんにしかできないライブが、間違いなく目の前に広がっていました。

『Peachy!』から『Agapanthus』を経て、アーティストデビュー6周年を目前に控える彼女の色と成長と自信が見えた。こうしてブログを書きたいと思うくらい感情を動かされた。それが答えです。


もも組の皆さんからしたら、外野がごちゃごちゃ言ってんじゃねぇよって感じかもしれませんが、ミリオンライブ!のメンバーの一人、TrySailのユニットの一人として雨宮さん、夏川さんとともに足掛け8年も応援してたら、そりゃ最推しじゃなくても感じるものはあるんですよ。


人前で話すのが得意じゃなくて、時に危なっかしいことを言ったり、優しさゆえに周りに遠慮してしまったり。そんな麻倉さんはここにはいなくて。

彼女が本来持っている自由さ、ようやく実現した凱旋公演を終えた自信、そして何を言ってもどんなことをしても好きでいてくれる人がいるんだ、ということを肌で感じたからこそ出てくる言葉。


ブログやTrySailとして活動してる時は全然見えなかった。
いや、麻倉ももさん、ファンのことめっちゃ好きじゃん。

とても大きな収穫でした。中野公演も行きたいくらいに。
麻倉ももさんの今後の活動、これからも応援しています。


最後に余談ですが、私の麻倉ももさんの好きな楽曲は
・秘密のアフレイド
・花に赤い糸
・カラフル

でしたが、今ツアーにて
・恋のプレリュード
・monologue
・Love me, Choose me
を好きになったことをこの場でお伝えしておきます。


バラードというか失恋ソングが好きなのがバレるな!
そして最後の最後にクソどうでもいいことですが、ハロウィン前の渋谷、西武ドームの次に行きたくないです。なんだあの人混み! ばーか!
では、また次のブログで。