最近思ったこと雑記

こんばんは、氷雨です。
2022年の総まとめというか総決算的なブログを書こうと思っていたら、師走に体調を崩してそのまま弊社繁忙に突入してしまって叶いませんでした。

あろうことか、レンカノを借りた話が約2ヶ月もブログのトップに君臨してしまうという不本意な状況のまま年を越してしまったわけで、しかも困ったことに結構読まれてるみたいなんですよね、この記事。いや、何でだよ。


そんなこんなで遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。本年も気ままに更新していくつもりなので、期待はしないで下さい。

さて、本年の推し事始めとしまして、日本武道館で開催されたアイドルマスターミリオンライブ! 9thLIVE ChoruSp@rkle!! Day2に参加してきました。


私がアイマスに触れたのは2013年で、ミリオンには2014年から一ファンをやらせてもらっていて、アイマスの歴史の中では後発組だったにも関わらず、ミリオンでは古参という面白い立場を享受していますが、まあそんなことはどうでも良くて。

私はずっと思ってたんですが、如月千早しかり、北沢志保しかり。
「どうしてこの子にこんな重荷を背負わせたんだろう?」って。


キャラクターの一人ひとりにトップアイドルを目指す理由があり、それぞれのバックボーンがあって、当然それは作り込まれた設定であるわけです。

それは単に「輝く姿が憧れだった」でも良かったはずなのに、この二人のキャラクターは過酷な運命と他者を寄せ付けない孤独を抱えていました。
こんなけったいなもんを背負わせた運営側はふざけんなよと。


16歳、あるいは14歳の少女に背負わせるにはあまりに重すぎる。だからこそ放っておけなかったし、彼女たちを幸せにしたかったんだと思います。

ファンは推しに似るとか、Pは担当に似るとかよく言いますけど、結局のところ私自身が面倒くさいから、面倒くさい女が好きなんだと思います。


誰よりも笑顔でいてほしい、幸せでいてほしいという重い想いが私の原動力なのですが、それはつまり解釈の衝突が起きると諸刃の剣にもなるわけで。

その時の私は自分なりにケジメはつけなきゃいけなかった。
嫌いになったからじゃなくて、大好きだからこそ距離を置く。

「ようわからんカップルの痴話喧嘩か???」って話ですよね。
笑っちゃいますよ、本当。オタクって面倒くせえな。


好きなものを否定しづらい空気ってありますよね。熱量のあるコミュニティに身を置き、多くの仲間を作ってしまうと余計に反対意見を言いにくい。

本来そういった少数派の意見や感想を自由に放流していい、とまでは言わずともそこまで気にも留めなかったはずのSNSが、コロナ禍になって応援する人とされる人の距離感が相対的に近付いたことで、そうではなくなった。


もしかしたら推しが自分のツイートを見てるかもしれない。
少し前なら考えもしなかったことが、あり得ることになった。

それがいいとか悪いとか論じたいんじゃないのでそこは置いておいて、結果的に今現在のSNSはそういう場所になっている。もはや公共の場ですよ。


時間も限られてるし、余計なこと言って炎上して嫌な気持ちになるくらいなら黙っとこうってのは当然かもしれないけど、本当にそれでいいのかなとか。

イエスマンしかいない会社がヤバいのと同じで、全肯定しかしないファンもどうなんだろうって思うけど、批判的な意見を推しに見せたいわけではない。


でも何かを成すということは絶対に肯定意見だけであるはずがない。
否定意見がゼロであるなんてことはあり得ない話なわけで、それを潰してしまうことは却ってマイナスにすらなる場合もあるわけです。

何が言いたいのかというと、演者に対してダイレクトに伝わる言葉はプラスのものだけでいいと思います。ただし運営にはマイナス点も伝えていく必要がある。それが本来のあるべき姿なのかな、と私は思っています。


いやあ、息が詰まりますね。ほんと難しいです。
ただ私自身の原点に帰るとするなら、人にどう思われるかよりもどうやって心を動かすか、だと思ってはいるので。考えて考えて、行動して変える。

そこのバランス感覚はこれからもしっかり持っておかなきゃいけない。
その上で良いものは良い、良くないものは良くないって言いたい。
疲れるからやめとこう、としがちな最近の自分への戒めも兼ねてね。


色々と話が脱線してしまいましたが、ミリオン9thライブとても良かったです。これがミリオンライブだよな!って感じられる部分が随所にあって。

あとやっぱり私は全体曲に始まりしっかりソロパートがあって、新旧のユニット曲のパートを挿み最後に全体曲で締めるっていう王道中の王道の演出が好みなんだなと気付かされました。この辺は3rdや5thの構成に近かったかな?


まもなく10周年を迎えるにあたり、演者の皆さんの表情がとても晴れ晴れと凛としていたのが印象的でした。自信に裏打ちされた心の強さを感じた。

ミリオンライブは止まらない、本当にその言葉の通り彼女たちならどこまでも、どこへでもいけるんじゃないかと感じさせてくれるライブでした。

10年間キャラクターに寄り添いながら、私達ファンとともに歩んでくれた演者の皆さん、スタッフの皆さんには本当に感謝の言葉しかありません。


そして志保さんの色をこれからも探していきたいと言ってくれた天さん。
あなたが志保さんで良かった。心の底からそう思います。

あなた色に染められてからもう10年です。
ずっと好きでいさせてくれてありがとうございます。

志保さんのことも天さんのことも、これからも応援し続けていきます。
志保さん、ちょっと早いけど誕生日おめでとう。